関西のパワーバランスに関して僕なりの見解

先日ケンミンショーで関西のパワーバランスに関して話題が上がっていた。
僕は神戸人なので神戸から見た見解をまとめよう。ちなみに兵庫県は広いので兵庫・大阪・京都という構図は成り立たない。

京阪神の関係

神戸⇔京都(双方リスペクト 同盟関係)

神戸は正直、伝統的な和の文化を持ち得ない。実は福原京という2年だけ都になった黒歴史があるが、それで懲りたのか都に関して執着が無い。なので京都を普通にリスペクトしている。一方、京都人は中華料理とかインド料理とかパン焼きとか洋ものが好きなのだ。観光客に適当で小奇麗な和食を高い金で提供するのが京都スタイル。内心では高笑い(抹茶とか飲みよるわ、傑作やなぁ)と思ている。で自分たちは天下一品とか王将とかで飯を食べているわけだ。
僕は個人的に本当に美味しいパンは神戸になく京都にあると思う。

ちなみに現実問題、京都大学神戸大学アライアンスがある。神戸大学の医学部は京都大学医学部監修の元設立された経緯から、京都神戸の共同研究が盛んである。学閥では大阪系とはライバル関係になりやすい。

神戸→大阪(正直距離を置きたい)

神戸人の職場は大阪にある。大半の人は今や大阪に通勤しているのだ。大阪はなじみ深くよく知っているのだが、それゆえ大阪の強引さに少々疲れている。キタやミナミの人の多さに疲れを感じるのだ。大阪人はあのごちゃごちゃした人ごみが落ち着くと言うが。
そんなことあるかい!!と思っている。
尼崎は大阪にあげてもいいと思っている。武庫川より東は住みたくない、
甲子園球場兵庫県にあるが、神戸にはそんな熱狂的な阪神ファンはいない。

ちなみに学生時代、いろんな人を巻き込んだ悲惨な喧嘩を大阪の女の子とやりあった思い出があります。
シネや!と罵倒したのはいい思い出です。
そんな大阪も名古屋や東京に行くと。大阪の方とは呉越同舟でとっても協力してあえます。

姫路→大阪(何故か気が合う)

神戸から見てヤンキーの街、姫路。なぜか姫路人は大阪人と相性がいい。なんというか岸和田と姫路の性質が似ているせいかもしれない。情に厚い。言葉は汚いけど人懐っこいなど。大阪的である。

神戸→奈良(最近その存在を知った。落ち着く友達)

正直、神戸から奈良へはよほどの理由が無いと行かなかった。電車を最低でも3本乗り継がないと行けないので理由がないと行かない。ところが、阪神近鉄の直通が実現してからというもの、そんなに遠くに感じなくなった。しかし、実のところ京都の方がまだ近い。田舎というが、神戸も少し山を越えると田舎なので、風景に共感がもてます。

個人的には奈良は大好きです。世間では”鹿と大仏の奈良”とバカにします。昔の私もそうでした。しかし、何度か足を運ぶと、ああ大人の街でいいなぁと感じるのです。最近奈良をバカにしている輩をみると内心(ガキだなぁ)と思っています。
京都より肩の力を抜いて楽しめるのが奈良のいいところです。

神戸→滋賀(全く興味なし)

クラブハリエのバームクーヘンは美味しいのは認める。ユーハイムも美味しいよ。
琵琶湖デカイ。しかし神戸人は琵琶湖に思い入れは一切ない。

神戸→徳島(君たちよく来るよね?)

何故か徳島の人は神戸に買い物によく来る。徳島が推す阿波踊りに実はそれほど興味が無い。

神戸→鳥取(君たちもよく買い出しに来るよね)

砂丘とラクダの鳥取、それ以上それ以下もない。
昔の奈良の認識とかわらない。バスで出れるが、ちょっと行くには骨が折れる。

神戸→岡山(実は親戚だったりする)

神戸人は岡山にゆかりのある人をよく見る。
姫路の人は岡山の私立中学に通ったりする。

実は隣県でとても仲がいい。姫路の西の峠を越えることはメンドクサイ。


神戸→和歌山(さらにもっと興味なし)

いかんせん大阪人ほど南紀白浜に興味を持っていない。
温泉は有馬があるし
海を堪能したいなら淡路島に行くので、行くほど価値があまりない。
和歌山ラーメンは僕は大好きだが、車庫前系の丸高ラーメンが三宮にあるので、これで満足している