第3夜 猫天国

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今夜は遠い国の猫だらけのゲストハウスのお話です。

数年前のミャンマーの首都ヤンゴン。南国とはいえ、1月のミャンマーは寒かった。トラブル続きでたどり着いたヤンゴン、ヘトヘトでチェックインしたのは『OKINAWAゲストハウス』という名の宿でした。

僕は倒れるように眠りについた。
夜、なんか小さなモフモフが僕の腕にしがみついていることに気が付く。なんだろう?と起きて灯りをつけると、僕の布団の中で猫が3匹もくつろいでいた。なんだこの状況?少し困惑したが、可愛かったのでそのまま一緒に寝ました。

é澤 æ­£æããã®åç

翌朝そのうち1匹は朝からずっと僕に甘えていた。こんな愛想のいい猫に会ったことはなかった。
『ねぇ旅なんてしないで、僕とにゃんにゃんしようよ』そう言うように僕のバックパックの上で誘惑してきた。
(なんか風邪ぎみだし、疲れたしいいや。観光しないでもう一泊しよう。)

そうやって猫の誘惑に負けてゲストハウスで猫とダラダラすることしました。

é澤 æ­£æããã®åç

そして2泊目の深夜、なんか外がうるさい。
そこで宿の外を見て私は絶句する。