姫路について
神戸からすると姫路はちょっと地方臭い感じがする隣の街だった。
工場が多くて、播州弁の気の荒い人が多い。
ヤンキーが多い。
近畿圏西端の街、姫路は新快速で京阪神と繋がっているので影響をうけたり、意識したりしてしまう。そして背伸びしようとする田舎都市だった。
・モノレールなんか作ったり
(80年代の幻のロッキード型モノレール、姫路市が所有する一番価値ある骨董品)
・勝手に政令指定都市でもないのに区政を引いたり
(中央官庁にめっちゃ怒られたらしいので辞めたそうだ)
上から目線で書きましたが、神戸人からしたらしたらそんな姫路が好きでした。
数年ぶりに姫路に行ったのですが、そんな暗くて昭和感のある姫路の商店街が新しくリニューアルされて、国鉄感溢れる姫路駅も現代風の綺麗な駅になっていた。
まるで京都みたいに、観光客で溢れていて、明るくてすがすがしい街になっていた。失礼ながら、あの昭和感のある暗い感じが無くなっていた。
いいことなんだろうと思うけど、まるで「綺麗なジャイアン」を見ているようで調子が狂う。
西側の商店街は少しレトロ感が残っていた。
まだ探せば味のある古い建物が残っていそうな街でした。実際、いろいろいじりましたが、姫路は田園都市として京阪神からの移住する人がいるのも確かです。都市に生活に嫌気がさした人が住む、オシャレな田園生活が出来る街です。
そして、この観光客の多さは凄い。街の人と話したがここ1,2年の姫路城リニューアル効果はデカいそうだ。たしかに外国人の姿も目立つ。姫路城に入るには長蛇の行列が出来ていました。
姫路城に入らなくても、周囲の庭園を散歩するだけでも結構楽しめます。そんな城の近くに住んでジョギングする生活も悪くないと感じました。
市民の憩いの場としても姫路城は使い勝手いい空間です。