第3夜 猫天国
今夜は遠い国の猫だらけのゲストハウスのお話です。
数年前のミャンマーの首都ヤンゴン。南国とはいえ、1月のミャンマーは寒かった。トラブル続きでたどり着いたヤンゴン、ヘトヘトでチェックインしたのは『OKINAWAゲストハウス』という名の宿でした。
僕は倒れるように眠りについた。
夜、なんか小さなモフモフが僕の腕にしがみついていることに気が付く。なんだろう?と起きて灯りをつけると、僕の布団の中で猫が3匹もくつろいでいた。なんだこの状況?少し困惑したが、可愛かったのでそのまま一緒に寝ました。
翌朝そのうち1匹は朝からずっと僕に甘えていた。こんな愛想のいい猫に会ったことはなかった。
『ねぇ旅なんてしないで、僕とにゃんにゃんしようよ』そう言うように僕のバックパックの上で誘惑してきた。
(なんか風邪ぎみだし、疲れたしいいや。観光しないでもう一泊しよう。)
そうやって猫の誘惑に負けてゲストハウスで猫とダラダラすることしました。
そして2泊目の深夜、なんか外がうるさい。
そこで宿の外を見て私は絶句する。
第2夜 近年のゲストハウスの基準点
「ゲストハウス好きでtoco.を知らないのなら、そいつはもぐりである」
第2夜は東京の入谷にあるtoco.の話です。
詳細は以前”ひげむぅ”さんで記事を書いたので割愛します
http://higemuu.com/tokyo_toco2/
近年のおしゃれ系ゲストハウスのスタイル確立したのがtoco.と言っても過言ではない。Barを併設し、旅人だけでなく、地域の住人を巻き込んだ魅力ある空間の創造こそがゲストハウスの真骨頂である。
そんなスタイルは憧れと共感を呼び、地方にもゲストハウスが多くできたきっかけになった。しかし、実のところtoco.の当初の設計ではBarを造る予定は一切なかった。
「Barや飲食なんかが一緒のゲストハウスなんて、流行っているとこないから!」そう言って勝手に大工さんがBarを造るのを必死で止めたのだ。しかし既にカウンターを問答無用で作ってしまったので、なしくずし的に始まったスタイルが今や世間の基本形である。
本当のところtoco.の最大の魅力は、Barではなく、庭でも設備でもない。実はスタッフの実力の高さにある。所感ですが2019年現在でも、他と比べて頭一つ抜き出ている。
社員・バイトを含め有給で連続2週間休みを与え、バックパッカー旅を推奨する独自の経営スタイルがこのゲストハウスの最大の強さである。故に、旅人側の気持ちを汲み取るセンスが非常に高く、好印象しか残らない。
いかがでしたか?今夜はだれでも知っているゲストハウスを紹介しました。実のところ個人的には「おう!このゲストハウス知ってるか!」とばかりにレアカードみたいなのを見せびらかしたいですが『みそしる』みたいなホッとするゲストハウスも必要かと思いました。
それではお休みなさい
第1夜 誰も知らないタイの港町のゲストハウス
タイのとある港街ロアナプラ(仮称)、諸事情により正確な場所は教えられないが日本人おろか欧米の観光客もいない小さな港町のゲストハウスのお話です。
シンガポール攻略の際に日本軍が上陸港に使用したと聞いたが、そんな小さな街の古い建物があって、リノベーションが盛んに行われているなど誰も知られていない。
入り口は小さな赤い間口。宿であると誰が気付くだろうか?秘密基地感たっぷりのロフト部屋、泊まるだけでワクワクさせる。部屋にドラマを感じてしまう。ゲストハウスはそうであってほしい。
(いかがでしょうか?第一話にして場所不特定のハードなヤツを紹介しました。こんな感じで国内外を問わず旅先で見てきたゲストハウスを私が寝る前に紹介していきます。)
そういえば神戸以外であまりみないもの
そういえば神戸以外であまりみないもの
地元目線で書いてみました
1.縁日のサザエのつぼ焼き
初詣、えびすさん等の屋台であたりまえに出ているが、神戸以外で見たことない。ちなみにサザエは殻だけで中身は別の貝という噂がある。神戸人はなぜか貝が好き
正確には大貝の貝焼きだそうです。
2.きれいな韓国料理店
”きれいな”という表現は語弊があるかもしれない。居酒屋系、焼肉、B級グルメ以外の韓国料理を出す店。高級中華料理店の韓国版みたいのもの。タッカンマリとか水キムチとかが食べれるお店。
3.ピロシキとロシアの庶民的な料理
白系ロシア亡命者の末裔、その縁者が残した微かな文化。東方正教会の寺院があるので古いロシアコミュニティが未だに存在する。モロゾフ・ゴンチャロフなど洋菓子の発展に貢献したが、ロシア料理はあまり日本に広がらなかった。ピロシキはファーストフードとして良い食べ物です。
4.中華料理じゃない台湾料理の食堂
おなじみ丸玉食堂のことですが、純粋な台湾料理とも言い難い。ローメン、腸詰めなどがその名残。中京圏の郊外で見る台湾料理とか書いてる店はまず台湾料理は出てこない。
5.古臭い洋食とインド料理
オムライスにハンバーグ、しっかり仕込まれたデミグラスソース。別に今やコンビニでも十分満足できるが、かつては高級食だった。昭和初期のレシピを守っているので、現代人が食べると特別感動はしない。ノスタルジックに浸ってほしい。
インドカレーも、最近ネパール人がやってるインド料理屋では見たことないもの。古来の船乗りから伝わったレシピなのでインド料理であるかも定かではない。
以上
ちなみにわざわざ食べるに値しないものは、洋菓子と神戸牛
12月22~24日3連休の中年日記
2018年12月22日 連休初日
朝は走ろうと思ったが雨だった。
そこで、少し残った冷ご飯と日清焼そば(インスタント袋麺)で適当なそばめしをつくる。あまり健康的な朝食とは言えない。
掃除をして、洗濯をする。
続きを読む嵐の戦い(キャノンボール参加の記録)
先日の台風の中、僕は山道を走っていた。手足の末端は痺れ、靴は靴下まで救いようもないぐらいぐちょぐちょ。このままだと足底にえげつない豆が出来る可能性もある。
久しく忘れていた酷さ
自然と僕の頭には
機動戦士ガンダム第08MS小隊 嵐の中で輝いて
がずっとリフレインしていた。
続きを読む
キノの旅が再アニメ化
”優しい国”の最後は、いつもクールなキノが少しだけ「それはエゴだ!」と感情的になるのは印象的だったし、悲しいとか怖いとかそういう感情ではなく、不思議な余韻で涙が出たのを思い出す。
OVAはよくできていたけど、TVアニメではどうだろうか?