神戸の中華と大阪の中華は違うようだ(中華料理から見える中華系住民)
先日ケンミンショーを見ていて春巻きの皮が卵だったのが意外だった。
そういえば大阪で見かけて「あれは春巻きとちゃうやろ」と思っていた。神戸の春巻きは一般的である。そこから疑問に思った、日本に移住した中華系の人は、出身地に偏りがある。その日本の地域と中華料理の味について考えたい。
大阪の中華
山東系の人が多くいたせいで、味が北京よりという。天津飯のソースが醤油味なのは、黒酢の影響とされている。神戸人の僕でも、東のケチャップベースの味はなじめない。
京都の中華
ついでに京都中華という京都の中華についても考える。あれは大阪の北系中華をさらに強くした、北京・東北料理のアレンジである。
神戸の中華
広東系である。大阪と近いのに、中華の系統が違う。横浜の中華と同じ。おそらく港町は全て広東系が押さえていたのだろう。昔は、香港の次の寄港地が神戸になることもあるので、船乗りと一緒に香港・広東系の人が多くなる。
まとめ
こうみると、港町は広東系が強く、そこから外れた地域に他の省出身者が住まざるを得ないことがあったのだろう。ちなみに日本で一番では多いのは大連・東北系の人です。日本は典型的な中華料理がギョーザなのもうなづける。一番日本に馴染みやすい中華系だったようですね。
僕の独断と偏見で分類すると
<日本寄りの中国人>
・台湾人系
昔からいるがほぼ日本人化している”在日”という言葉は韓国人だけでなく在日台湾人も含むのだが、台湾人は日本人に馴染みすぎていている。
「うちの母さん台湾人だよ」
「へーそうなんだ、で来週のテストどうする?」小さいころはその程度の認識でした。だって林(はやし)さんという苗字は多い。本当は林(リン)さんだったのかもない。
・大連・東北系
いわば、チャイナドレスや三つ編みの中国人。「ワタシ・・・・アルネ」という典型的な中国系日本語の出元が東北系。中華人民共和国が成立しても細々と日本にやってくる中国人なのは、日本語が一番上手い中国人だからである。なぜそうなのかは、ここであえて語りませんが、台湾系と理由は同じような感じ。
<イギリス寄りの中国人>
・香港人
話していると感覚が欧米系なのが解る。名前にケニーとかジュリアとか英名を付けたがる。どう見てもアジア人なのに、欧米系の名称で呼ぶのはちょっと違和感がある。
「ケニーと呼んでくれ」
(あんた陳だろ?)
<話せば解る系の中国人>
・上海人
都会人なので、国家思想の洗脳教育が薄い。国際的な情報もたくさん集まるので。
タテマエと本音を使い分けている。
<人がいい系の中国人>
・西安人
西側の遊牧民の血が入るのか?
<謎系中国人>
・雲南人