あれの背景は須磨だ。絶対そうだ
「Mottainai」 NHK-AC共同キャンペーン「もったいない」であしたは変わる 篇 ...
ACのCMを見たとき、とても気になって仕方ない事があった。
「何処にも書いてないが、あれは実家の須磨の景色に違いない」
根拠はないが僕の直感が、頑固に主張するのだ。
私は地元ぼ景色に関して一番こだわりをもっている。小さいころから、あらゆる場所のたくさんの時間の景色、その都度の光の加減を目と心に焼き付けているのだ。一瞬見ただけで、僕には強い確信が湧いてきたのだ。しかし、CMを何度も観ても決め手となる決定的な材料が見当たらない。しかし、僕の直感は「絶対須磨だ!」と強く主張する。
決定的な材料ではないが、当たらずとも遠からずという証拠がある。
・ このCMで映っている電車は阪神電車である。これは100%確証が持てる。
・ 学校の窓から映る景色をよく見ると雲が目線より低い。これは丘の上の街が見下ろせる校舎じゃないと成立しない。このような景色を持つ高校は神戸にいくつかある。
凄く光の加減とか角度が僕がみた景色に似ている。あの坂の角度は須磨の潮見台の坂だと思うし、電車の陸橋の感じが塩屋にそっくり。しかし地形と電車が一致しない。まるで神戸のいろんな景色を合成した感じだ。
ここで誰がこの背景を書いたか?そこから調べると、この背景を手掛けたのはマテウシュ・ウルバノヴィチ氏、意外な事に日本人ではなくポーランドの方だそうです。画が、宮崎駿と見間違えるぐらい緻密なアニメーション背景。凄腕だ
>>
<<
この方、経歴を観ると神戸芸術工科大学でアニメーションで大学院を卒業している。この時点で、私の頭にひらめくものがあった。多分、彼は元グッゲンハイム亭の住人ではなかろうか?そうなるとこの画は合点が行くのだ。
おそらく、大学院在籍中ににときに観ていた景色でほぼ間違いない。神戸の塩屋(須磨の隣)にあるグッゲンハイム亭は神戸芸術工科大学の生徒を下宿生として受け入れていることを僕は知っていた。おそらく彼もそこに滞在していたに違いない。
しつこく須磨から塩屋を散歩していないと背景と光のアングルは出てこない。
とまぁ、ほぼ確信がつながったのでその件ともかくとして、マテウシュ・ウルバノヴィチさんを調べればとても興味深い人物であることに気付く。
私は彼の絵にすっかり魅了され。ファンになってしまったのでした。
"Right Places" 「その時、ぼくの居るべき場所」 - YouTube
ちなみに調べていくと彼のアニメーション作品が公開されていた。
確実に須磨の景色でつくられたアニメーションであった。特にJRの発車音と警笛の音はリアルすぎて、どの景色も何処であるか当てられるものでした。