ランドスケープカフェ「人工島の森」

 こう見えてもこの南公園の森には捨てられた生物(変質者?)とか、紐で繋がれていない正体不明の飼い犬とかで、生態系を宿している。そして、こんな辺鄙な世界の狭間では生と死があたりまえに繰り広げられている。ポートピアもつぶれてろくな管理もしない公園は森となった。汚い掃き溜めと見るかは個人の自由だが、この森は生きている。不自然なくらい植物は元気で生気を放っている。



ランドスケープカフェで一休みしていた。
そうですか・・・儚い最後でしたね。
以前このカフェで保護されたネコはその後
シロ:内臓をかっ裂かれて死んでいるのを発見される。それはあまり見えた姿ではなかった。夜、凶暴な生き物の襲われたと思われる。享年3ヶ月
クロ:行方不明(誰かに拾われて楽しく生きているといいな・・・しかしだ冷静考えると可能性は低い)
生きて生をなして、本能的に隠れること覚え、自分の世界を意識しだして、食べられて命を無くした。



「野犬に食べられたのなら、仕方ないよね、それが自然で生命の食物連鎖だからね。でも変質者に殺されたり、飼い犬のおもちゃにされて散々いたぶられて、遊びで殺されたら浮かばれないわ」
まったくそのとおりだ。それは俺も嫌だ
「この辺りも変質者?多いから」
不思議な個人的理屈で動いてる謎の人種が森を徘徊しているらしい

こんな辺鄙な森でも日々いろんな事が起こっている。結構ネタに聞くと面白い、都会に捨てられたいろんなものが流れ着く場所顔も知れないなぁ。カフェではいろんな事が起こる、そして不思議な人がやってくる(いや引き寄せる)村上春樹的な世界だ。その後地球儀を眺めならグーグルアースに関して世間話をしていた。森の中でもITが生きている。いや旅行してわかったのだが、ITは発展途上国や度田舎ほど効果が強いweb2.0も然り。