就職活動というやつ

『大学の１年という時間を研究もせず就活のみに費やす、そんなの滑稽だわ』

１０年前の話だ、僕は大学でそう言い放って、就職活動を本気でやらなかった。
特にいい就職先を斡旋してくれる教授にすりよる連中が、何より気に入らなかった。
唾棄すべき醜い存在。今でもぜーんぜん後悔してない。

その後、少々波乱万丈であったが、もう一度言おう今でも後悔していない

『就活なんです！』
最近、偶然にも就活の大学生に立て続けに会った。これから就活が忙しいってまだ三回生じゃないか。アドバイスを求められても正直、言葉を詰まらせた。

不憫である。

企業と大学のシステムに振り回されているだけである。もちろん同情はしない。昔以上に今の就活は情報戦であり、それがまた悪循環を招いてようだ。この就活ってシステムは何か良くない。イケてない

僕が言うなら、もっと力を抜いて考えればと思う。
所詮仕事である。人生において仕事が全てであり、仕事が人の価値を決める。そういういう価値観の呪縛から外れられない。そんな感じがした。もっと仕事とか収入とかじゃなく、広く後１０年先の自分にあったスキルを採りに行くって考えるべきだろうと思う。僕が今の就活性だったそう行動するわけだが、学生の時は何も見えなくて、周りに影響されて、こうなっちゃうんだよね。

せめて以下の内容をチェックしてみてはいかがでしょうか？

＜きちりんブログ＞
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

間違う力 オンリーワンの10か条 (Base Camp)

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方