惚れてしまうぐらいの宿 それが「toco.」である
「ふーん、ふん、ふん♪」
ゲストハウスtoco.の朝、鼻歌歌いながら料理をつくってくれたのはスタッフのメグさんである。
「はい朝ごはん」
「ありがとう 美味しそうですね」
東京の都心でありながらtoco.は、田舎のような丁寧な暮らしを感じる宿だった。
「どっか?観光に行かないの?」
滞在していた外国人に聞いたが
「お金使いたくないからここにいるよ」
せっかく、遠くから日本に来たのに、この宿でゆっくりしているゲストも珍しくなかった。
確かにこの庭と縁側を見ていると、東京の喧騒がうそみたいだった。
縁側でゆっくり過ごしたいという感じがした。
木から漏れるやさしい日差しがなんともいえなかった
富士山信仰の祠「富士塚」なんでの東京に10個しか残っていない貴重なもの
富士山に登った人が、富士山から岩を持ち帰って塚を作ったそうです。
東京に残った奇跡的な建物だと思います
toco.の玄関 小さな建物奥に大きな日本家屋が隠れている。名残惜しい宿でした。