中国のデザインホテル『ブロッサムヒル』
最近ゲストハウスの話ばかりしているが、僕は旅の宿全般に興味がある。
中国のホテルといえばゴテゴテな豪華(よくみるとハリボテ)なホテルが多い。そこで迂闊に高級ホテルに宿泊しても高い満足度は得られないだろう。
しかし、本当にそうだろうか?ここで疑問があった。中国と言ってもいつまでもコピーばかりしているわけではない。日本人は中国に関して正しく評価できないところがある。さすがに日本の技術力や品質に劣ると言っても、タイやインド、アフリカ諸国に比べると優れた点がある。
大卒者の若者が多くなるにつれセンスも磨かれていくはずだ。中国の若者のセンスは先進国と同様である。僕は強い革新がった。そこで四川省に行ったついでに最近のデザインホテルに行ってみた。
<泊まったホテル>
blossom hill 花間堂 langzhong
http://www.blossomhillinn.com/
ロウ中市(ロウは門に良と書く)
成都からバスで3時間半の距離。僕が好きな古鎮と呼ばれる古い街である。趣があってゆっくり滞在するにはお勧めの街だ
街の中心には鐘楼があり典型的な中国の古い街である。古い建物も良く残っており中国4大古鎮と呼ばれています。
街並み
(ホテルの入り口)
そんな観光エリアの中心エリアにあるのがblossom hill 花間堂です。花間堂は中国のリノベーションが得意なデザインホテルのチェーンです。麗江や周荘という古い建物が残ってそうな観光地にホテルをつくっています。
入り口を入るとカフェになっており、この場所は宿泊客でなくても利用はできます。
カフェの奥を抜けると中庭がありそこからが宿泊者専用のプライベートスペースなります。
中庭です。綺麗に整えられていますね。これなら1泊1万以上出しても納得の品質です。
左の入り口が部屋への入り口です
部屋はこんなかんじ。床でも寝れる清潔具合
不思議な構造で天井が高い
不思議な構造で天井は高い。メゾネット構造です。しかし2階部分は熱気が集まっていて暑くて利用する気がしない。
2階部分はこんなかんじ。いい感じでここでも寝れそうな感じだけど、夏はとにかく暑い
上からみるとこんな感じ
バスルーム バスソルト完備でした。女性目線の心遣いがいい
**謎のニイハオトイレ
1点不満というか何故なのが、トイレにドアが無い。元祖ニイハオトイレの国中国の誇りなんだろう?なぜ?トイレにドアを付けないのだ?しかもよく見るとドアがあった痕跡みたいなものはあるが、ご丁寧に綺麗に取り外されている。これでは、用をたしている音がまる聞こえなんです。
一緒に泊まった友人は「付き合っているカップルでもこれは嫌だ」と言ってました。しょうがないので、トイレに行くときはipadで音楽を流す事にしました。
**庭が素晴らしい
祖父と孫が中国将棋をしている雰囲気がとてもよかった。
庭には至る所にソファーが置いており休憩スペースがたくさんあった。
宿を出なくても満足できるレベルでした。外に出なくても宿内で過ごしたくなる心地よさを演出できるのは世界でも通用するレベルの宿と言えるでしょう。
しかし残念なことにスタッフほとんど英語が通じない。通じないなりにいろいろしてくれるので、不満はありませんでした。
**朝ごはんが美味い
中華系ホテルの朝ごはんって期待できない。日本人の口に合わない食事が多いからだ。しかし、ここの朝食のビュッフェは言うことなく、とても美味しかった。