セレブと接触するときの注意点

芦屋を散歩していました。芦屋はいわば高級住宅地で全国に名が売れている土地である。下町の散歩も面白いが、こういう高級住宅地の散歩も面白い。
大きな屋敷に、見慣れない外車が数台、さも当たり前のように駐車してある。


この風景を観て昔あった出来事について思い出した。それを踏まえながら
今日は関西のヒエラルキーと金持ちと付き合うときの注意点を考えてみた。

僕の出自は典型的な中流家庭、まぁよくても中の上程度だろう。

 この中クラスの人間と、上流の家庭というのはちょっと頑張れば手が届くというような差ではなく、圧倒的な開きがある。上流階級の人と知り合うのはなかなか無い。たとえ同じ街に住んでいたとしても、接点はあまりない。なぜなら買い物する場所も、行く学校も違うからだ。

 しかし何かの偶然で、上流階級に接触することがある。そこで何かの間違いか、豪邸に入る事を許され、入ってみて愕然とすることがある。なぜ、こんなにしょうもないところにもお金がたくさん投入されているのか!?同じ人間でなぜこのような差が生じるのか?


 しばらくして、なんか金持ちの人たちに集まり呼ばれるようになったら要注意である。その優雅なお茶会に何度か参加するうちに、まるで自分もセレブになったかのように浮かれてしまう事がある。こうなるとロクなことは無い。

 彼らにはお金に不自由する概念がない。どんなに頑張っても、そのペース一緒について付き合う事はできないのだ。

そして彼ら彼女らはの給うのだ。
『私、人を使うのも、使われるの好きじゃないの。だから就職しないの』
いったいこの人は何を言っているのだ?もう、こうなると何が何だかさっぱりわからなくなり、ちょっとおかしくなる。


そういうときは、さっさと逃げておうちにかえるのが賢明だ。
そして、あれは幻だと自分に言い聞かせるのだ。