不思議な話

写真をいろいろ撮りたいなぁと僕はおもいながら、大好きな散歩をお昼から始めた。僕の東京ベースキャンプの神保町から六本木まで歩こうと思って歩いたら、靖国神社についた。
靖国神社は初めてだったので、せっかくだからお参りしていこう。そうして、お賽銭をなげて僕はしっかりお参りしてきた。しかし、戦争とか小難しい事は考えてはおらず、不遜にも午前中観てきた篠山紀信展の影響で写真のことを考えていた。そしたら
(ん!今ちょっと地面がすこしぐらついたな)東京ではよくあることだ。いかん、いかん。神聖な場所だったな。女の裸をどう撮るなんて考えちゃいかんねまったく。そうおもって靖国神社の境内をさんぽしているたら、骨董市をやっていた。なんか売る気あるのかね?と思う品ばかりだった。そこで、骨董に混じってある本が僕の目の前にあった。この本は・・・・
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宮沢りえサンタフェじゃないか?さっき展覧会のミュージアムショップで置いてあったが、ご丁寧に『手を触れるな』とまで書いてあった写真集がなんで此処に?
『これいくらですか?』反射的に聞くと
『〇百円』(おいマジかよ・・・捨て値とかいう値段じゃないぞ!)
あまりにも非現実的な値段だったので記述を避けた。程度はよくなかったが十分な質であった。
脊髄反射で僕は宮沢りえの写真集サンタフェを買ってしまった。

(中にはポストカードが何枚か入っていた)


とっても不思議なことだ、整理しよう。

1.篠山紀信展に強く感銘を受けた
2.人物の写真を撮る。そう強く心に決めた
3.そんなことを考えて靖国を参拝した
4.まるで仕組まれたように、靖国の骨董市でなぜか篠山紀信サンタフェが手に入る

そんなちょっと不思議な事がおこる。これが東京です。