街という力

人の意識を変えるというのはとっても難しい。
(というより、人の意識とはパソコンのOSみたいだと考えているが、なかなか土台のシステム触ることは出来ない)
基本的にその性格とか人間性というのは変わらないと言うのは間違いで、努力次第で変えることはできるらしい。しかし、相当エネルギーを使用する。


そのエネルギーのその代表的な例として
人の意識を集中管理する技法をもつ宗教だったりするわけだ


もう一つあるのが環境だ
そこで、私は環境と言うフィールドで考えているのが『街の力』に注目している。


「シャリーなんだって!? そりゃどういうことだい?」
「彼らは、変化しているって事よ。母国にいたときより」
「具体的にどういうことだ?」
「英語こそしゃべるけど日本人に意識が近くなっているってこと、そりゃ常識が無い事もそれなりにあるけど、もっとコアなところで知らないうちに日本的になってわ」
「つまり、日本のライフスタイルが彼らの意識を侵食しているってこと?」
「そうね、少なくとも侵されているのは彼らね。そして本当の日本人が日本人から外れてきているね」
「不思議だな・・・・・」


 彼らの生活は一般日本人と比べて決して収入が多いとはいえないし保証も少ない。なにか結構都合をつかして生活していたりする。みんなでルームをシェアしながら、顔を合わせながら、週末たいてい飲んだり騒いだりしている、携帯やメールを使うけど、それは実際会っているほうが素晴らしい事をよく理解している。生活に現実感があるのだ、遊びも何事も精一杯生きている。「ああ街に生きているなって」

ひとむかし前の高度経済成長前の日本人の生活スタイルに似ていたりしてます。





サラリーマンは生活感がまるで薄いなぁって感じます最近。