軽々しくその言葉を口にする人を僕は決して信用しない

今、何と言ったんだい?
『カルマ』
カルマって何んだい?
『えーとそれは***の罪で、瞑想を行うことでカルマから解放されるの、よく口で表現しにくいのだけど・・・』


僕は心の中に物騒なる殺意が芽生えてきた。いわゆる変なスイッチが入るということだが
いい加減にカルマを語る人間に関して、僕はありったけの侮蔑と軽蔑を持つ。

特に最近多いのは、世の中暗い話が多くて、神秘的な何かに頼りたいと思う気持ちは確かにだれでもあるだろう。しかし、人はある程度悩みを抱えていて、その悩みに正面から対峙して、ある時は落ち込んだり、ある時は前向きになって、いろいろ折り合いをつけながら生きることに価値があると僕は思う。

それを、軽々しくカルマを克服できるとか、罪から逃れられるとか、信じることですべてが救われるとか、真顔で言う人間を僕は心から信じない。信じる気にならない。


カルマって言葉は言葉じゃないし、かなり悪用されている言葉だ
さようなら、カルマを克服してポジティブな貴方とは友達になれない。


僕は、超ネガティブで、いろいろと悩むこともあるけどね。