発展途上国のソーシャルビジネス

貧しい発展途上国にできる事。適当な募金ではないと僕は思う。それは、多少の利益主義でも現地で産業を興すことである。そして現地の人を雇用することである。
中国からさらに貧しい国へ
人件費がよりやすい国へ
そうやって安い国を探し回って結局何処へ行き着くのだろう?


そんな事考えていたらボランティアからバングラでビジネスをはじめたマザーハウスの話を聞いた。実際どういうものなのか、せっかくなので大阪に出向いてみました。
http://www.mother-house.jp/

結構かわいくて、イイモノがたくさんあります。純粋に考えればかわいくて『欲しい!』と思わせる製品がたくさんある。

店の雰囲気からは勢いのあるブランドというイメージを受けた。NPO臭さはなく、れっきとしたプロのビジネスである。品は本当にいい。
すごいのは、値段の付け方に一切妥協が無い!かなり強気の値段設定だ。世界最貧国で製造しているとは思えないくらいの気合の入りようである。この企業の勢いが凄いのだ。私たちは正しいことをしている。そして、フェアなビジネスである自身が漲っている。

それにしてもこの値段、これじゃ日本国産品と値段あまり変わらない物もある。しかし、産地を考えず、純粋なモノの価値として考えるなら、妥当な額だ。これがあと2割ぐらい安く売れば、爆発的に売れるかもしれない。でもそれをこの企業はおそらく絶対やらないだろう。

企業としてこの会社は伸びるだろう
来年には日本のあちこちに店舗ができるだろう
私はそう予想する。
理由として純粋にビジネスとして、最貧国でここまでの品質のものを製造させれるノウハウを構築したのは、かなりアドバンテージがある。ぜひ収益をバングラの社会貢献と、引いては日本の社会にもプラスになるようなお金の使い方をして欲しい。そう私は願う。
せっかくだから、もっとこの店を通してバングラを知ってもらうように貢献してはいかがだろうか?