今あるのは今の僕であって、過去の僕ではない。
もう一度二十歳にしてやるといわれても
なんだか面倒臭そうだなあという思いが先に立つ。
ああいうのも
それはそれで、その時は楽しかったんだけれど
もう一度きりでいいんじゃないかという気がする。
僕はそういう風に過去を振り返りたくない。
過去があって、今の僕がある。
でも今あるのは今の僕であって、過去の僕ではない。
僕は今の僕とうまくやっていくしかない。
昔出来なかった事が今はできる
そして、今はできなくなっていることに気づき絶望する。
そう、今の僕とうまくやっていくしかない。
少なくとも、今を愛しく愛さない限り、今の僕とはやっていけないだろう。