そして来てみました

zex2007-06-05

手を軽く振って挨拶すると、彼女はすぐ気付くいてその小部屋から出てきた。
「あら、いらっしゃい」
「ここがその・・言っていた君の仕事場だね」
「ええ、もうあついのあの部屋」
「おつかれさん」


と、いうことで本日の個人的社会勉強として、『帽子屋』に来てみました。


チャシャネコは知り合いの帽子屋に遊びに来たのでした。
 部屋は狭く、こじんまりとしたしていた。棚には多種多様な生地が収められおり、いい味が出ているテーブルライトが机の上に置いてあった。その様々な色とプロ仕事を匂わす雰囲気に乙女心わくわくしたりします。

「ははん、なぁるほどねぇ。狭いけど全て手に届く範囲にあるねぇ」
それにしてもあれだ、そうそうハウルの動く城に出てきた帽子屋ソフィーの部屋にそっくりだな。小窓の前に細い机。針に糸。それにあわせたのか、そもそもそれがあわせたのかどちらか解らない。しかし、雰囲気がよく似ている。ミシンは無い、どうやら手縫いだそうだ。アイロンが中心に配置されている事から、帽子作りに大事なのはアイロンのようだ。そして頭のマネキン。帽子を被せると不思議と人っぽく見える。(うーん頭に近いモノは霊力が宿りやすいなんて聞いた事ありますが・・)

「あの変わった形のアイロンは何?」
「あれね、帽子のサイズを伸ばすやつ・・汗かいちゃうともどったりしちゃうんだけどね。ハハハ」
なるほどね。


いい仕事場だ。
邪魔しない程度に世間話




僕の休日はこんなくだらない事をしています。