ルパァーン

いやーGyaOで初代ルパンを見ていますが

シ・・渋い・・・


チャリー・コーセイのシブイ声にやられました。
こんなに歌詞がシンプルなのに奥が深い歌は俺は知らんない。
ルパン、ルパンザサァードぐらいしか言ってないのに、そのニュアンス、響きだけでこれだけの空気感を作るなんて。久しぶりに背筋がゾッとする歌唱力だ。ルパンの単語に込められた響きだけで、言わずと知れたルパンという人物を感じさせるその凄さ。


また、アニメの構成デザインがいいんですよ。
ミッドセンチュリーでよくよく見ると出てくる車もかなりマニアックだ。最近のアニメってその映像技術に頼りすぎて、大事な事を忘れてやしないだろうか?


小さい頃は解らなかったけど今見ると、その視点とか話が府に落ちる感じがする。
悪党の美学
大人の心地よい孤独
もの哀しさ
譲れない何か
腹のそこから笑うこと
そして、ルパンは義賊でもなく、紛れも無く悪党という事実


ああ、大人のアニメだなぁ。


ルパンさーんせい・・・イィィィィィィーーーーーー