進んだ意識を持つ地域 神戸

ロハスとか環境にやさしいとかエコだとか
そんなブームになんかしっくりこない。
って思うから、その事を今更騒ぎ立てて、
やりましょう。ほら、カッコイイ
なんてしたててる事が今更私にはダサく感じた。


「何を今更・・・・」

そんなロハスとかな名乗る事は、オイラが子供のときからウチでやられていた当たり前のことだったからだ。

そんなこともあって
東京でそれらが新鮮な形で目に写っている、セレブな人たちが、僕には不思議で仕方なかった。ガーデニングも普通に小さい頃から母親はしていた。気取ってするようなことでもないでしょう??


そんなある日、仕事で打ち合わせ中の雑談していた時だった。
「神戸、阪神間の人は日本の中でも先進的な意識持ち、一歩進んだ価値観がありましたね。いやいや、かつて灘生協と仕事をした時ですがね、80年代でした。そのときから分別とか有機野菜とか、あと詰め替えパック製品だとかやってましたね。で生協が広く消費者に啓蒙を行い、土地として一歩進んだ環境意識を持たしたのですよ。」


あ、なるほどね


そう神戸人のスーパーはダイエーでも玉出でも東急ストアでもない。
コープさんだ!
そういえばオイラも高校までほとんどコープでしか買い物していない。コンビニも今ほどあちこちに無かったしね。なんか影で怪しい集会とかしてたけど、そういうことだったのね・・・食品添加物に関しても昔から文句言う人いたわ。

神戸では当時は灘生協組合が断然強かった。安売り戦争する感じのスーパーでは無かったような気がする。それでも文句なしにみんな生協で食料品買っていたなぁ
そうか、それで神戸はロハス的な意識を昔から持っていたのですね。

フリーマーケットを初めて行って広めたのも神戸の○○さんっていう人でしてね」

あそうなの!知らなかったな
 今でこそ全国的なフリマもそういえば昔からあった。小学校の時から、よく教会、学校、幼稚園とかでバザーが普通にありました。あれが原型ですね。あれに慣れていれば、フリマなんて同じ意味。


元をたどれば、キリスト教系の学校があって、ヨーロッパ系の人が古くから住んでいる土地なので。そこで、彼らが普通にしていた事が広まったのです。つまりヨーロッパの進んだ文化的意識を土地が吸収したと推測できる。


今思うと、神戸は東京に負けてない、そんだけすばらしい街
ちょっと外でこういう話を聞くと嬉しい。

神戸のいいところは、オシャレな建物やブランドではなくこうした住人一人一人の文化的意識の高さだと思う。