蜻蛉玉
日本書紀の中にかかれている神器なるものに、剣、鏡、玉がありこれは日本における信仰上欠かすことのできないものとしてつたえられ、主に護符として使われ、代々家宝として伝えられてきました。
当然その製法や調合も秘伝とされ、広く人々に伝わることなく作られてきました生活様式の変化に伴い、現代においては腕の良い職人も姿を消しつつあります。
http://homepage1.nifty.com/meltglass/main.htm
この蜻蛉玉
ツヤが綺麗に消えている。
業物の気配がある。
歩いていたら偶然見つけた
TEN×TENというユルイ施設
http://www.k-anchor.org/tenten/tenten_top.htm
中はまるで学祭みたいなノリで
みんなマイペースで出店してます。
そんな、出店の中で見つけた蜻蛉玉のアクセサリー
店の女性と会話していた。
蜻蛉玉はガラスを混ぜて作るのだが
ガラスゆえ普通は透明感のツヤが出る。
光物が好きなな人はいいのだが、
麻や皮などの素材を使った、オリエンタルな民族アクセサリーの場合ツヤが無いほうがいい味が出ると私は思っています。
どうやらインドで買い付けてきたらしい
色の味わいがいい感じでした。
渦巻紋の考察
またまたここでラオスでもみた渦巻紋に、会うことになった。
インドの少数民族でもこの紋様をもつらしいが
なにかしら深い意味がありそうです。
なんか歴史ミステリーだなぁ
世界不思議発見でスーパー仁君
を出してみたい感じです。
「世界文様事典」(西上ハルオ著創草社1994年10月刊 p197)より引用
渦(スパイラル)
太古の世界の出土品にも現れていて、
日本の銅鐸にもギリシアの壺にもついている。
世界各民族の創世神話に原初の水が渦を巻くパターンは多く、
渦は神聖な文様である。
ギリシア民族は深い渦を巻く大洋(オケアノス)に取り囲まれて発展した。シュメール神話の渦巻く大洪水は、旧約聖書に影響した。
バビロニアの天地創造神話「エヌマ・エリシュ」では、
アズスー(淡水)とティアマト(塩水)がひとつに混じり合い、
聖なる渦を作る中で神々が作られていく。北欧の『古エッダ』においては、
北方の寒気厳しいニフルハイム(霧の国)と
南方の炎の燃えさかるニスベルハイム(火炎の国)の中央に
ギンヌンガの縁があり、そこから原書の巨人ユミールが生まれ、
彼から神々が誕生する。
寒気と熱気の大渦巻きの中に創世が語られる。インド神話『マハーバーラタ』『ラーマーヤーナ』では
神々とアスラが大蛇を曼荼羅山に巻きつけて引き合い、
大海を撹拌する。
渦巻く大海の中から太陽も月も、女神も他の神々も生まれる。中国神話では、太初には何者も存在せず、
一種の気が凛々と満ちて渦巻くところから、天地創造が始まる。