チャイティーヨー日帰り大作戦

ああもうすぐ、ミャンマー滞在日も終わる。なんか成果らしいものがないな。
よし、あれを狙うぞ金玉・・・じゃなかった金岩
黄金のミャンマーの象徴、ゴールデンロックだ!現地ではチャイティーヨーと言う。
明日は元旦だし、初詣をチャイティーヨーに決めた

地球の歩き方では、タクシーをチャーターしないと日帰りは無理と書いてある。しかし、現地の情報は足で調べると、真実は本で書いてあるニュアンスと異なることが解る。

バスのチケットを売っているおばちゃんに聞く。
「チャイティーヨー日帰りできる?」
ヤンゴンから直行バスが1時間おきに出ているよ。できるできる」
なーんだ、よしやってみよう!

朝5:00

朝一番のヤンゴン→チャイティーヨー行きのバスチケットを買った。
結局昨晩はイスラム教騒ぎで眠れなかった。そのまま朝を迎えて行く事にした。体調はすぐれない、体調がすぐれず、ししんどかったらキャンセルしようかと考えた。
最後の最後まで自分の体調と相談しながら最終的に行く事に決めた

朝5:00 人気のない街をタクシーを使ってバスターミナルまで移動する。
歩道橋を観ると、人が踊っている。なんだ!朝の体操のようだが、動きがダサイ
腰をくねくね
腕をくねくね


ヤンゴンの問題点は、バスターミナルが遠すぎるところだ。早朝タクシーで飛ばして30分以上かかる。公共のバスでも行けるらしいが1時間ほどかかる。やってられないのでタクシーで行くが、
(バスターミナルまでのタクシー料金)=(チャイティーヨーまでの片道バスチケット代)

となってしまう。なんか納得できない

冬のヤンゴンの朝は霧が激しい、不気味な濃さを持つ濃密な霧
朝一番の6:00のバスに乗る

途中の休憩のドライブインで朝食のモヒンガーを食べる

キンプンの街 ボウガ・ディティ・ホテル

チャイティーヨー行きとはいうが何処に着くかさっぱりわからなかった。
11時ぐらいにチャイティーヨーの麓のキンプンが到着場所だった。キンプンはチャイティーヨーのゲートシティ。文句ない場所だ。しかし思ったよりも時間がかかった。およそ所要時間は4時間半くらい。なんだかんだと6時に出て到着は11時ぐらいでした。



バスで偶然隣の席座ったのは日本人であった。時間も長かったのですっかり仲良くなった。年末年始のミャンマーはたくさん日本人旅行者よくあう。かなりの人がミャンマーにきているようだ。



「よく部屋とれたねぇ」
バスで仲良くなった野村さんは今日、このキンプンで宿泊のようです。
人気らしいキンプンのボウガ・ディティ・ホテル。せっかくなので、部屋を見せてもらう。悪くない部屋だ。

 昨日、ヤンゴンから移動途中にスマホを使ってアゴダで予約したらい。最近アゴダで予約する人をよく聞く。選択肢の一つとして考え、今度僕も使ってみよう。

トラックの荷台を甘く見てはいけない


麓のゲートシティであるキンプンからチャイティーヨーパゴタのある山の頂上ヤタテウンまでの交通は、歩いて行くか、政府が運営してる交通機関”トラックの荷台”の二つしか選択はない。日帰りで帰るとなるともちろん歩いている暇はないので、トラック乗ることにした。トラック乗り場はなかなか壮観であり、次々に荷台に人を満載したトラックが出発していた。

このとおり、鉄で組んだプラットホームから荷台に乗り込む

荷台はこんなかんじ。棒にクッションを巻いた簡素なベンチが並んである。

ぎっしり荷台に人が乗っちゃいます。なんか妙に楽しい

ピクニック気分でいいですね。おねいさん方

前方に美女発見


すれ違い。対向GO乗りながら動画を撮影した。
荷台に人が満載したトラックは結構飛ばす。日本の道交法では考えられない無茶苦茶感がある。しかし、トラックの荷台の風が気持ちよくて、遊園地のアトラクションに乗っているようだ。コーナリングがきわどくてスリリング。両手両足を踏ん張ってないとたいへん。
コーナーに差し掛かる度に端っこにいた僕は、おしくらまんじゅう状態で人がギューとよってくる。幸い前も隣も若い女性だったので、ちょっと嬉しい状態でした。

あれが!!ゴールデンロック

頂上のヤテタウンの街にはトラックで30分ぐらいかかって到着。思ったよりも時間がかかる。ミャンマー人にも人気スポットなので、国内観光客がたくさんだ。日本で言ったら伊勢神宮みたいな扱いだろうか。
途中、外国人はエントリーフィーを5ドル払わされる。



あれが!ゴールデンロックか!

たしかに落ちてもおかしくない角度。これ、力学的のどうなの?しかも、よくみると微妙に傾いているから、いつ落ちてもおかしくない。
岩は金箔が張られ、空には、その切れ端がひらひらと舞っていた。金色の吹雪と晴天のそらがなんとも、不思議な光景を映し出していた。

隙間に手を入れて拝むのはどうやら、そういうルールだからみたいだが、そんなところを刺激されると落ちちゃうような気がします。


2時間ほど頂上を楽しんで下山した。ちょうど降りると4時ごろ。その足で帰ろうかと思った、麓でゆっくりとご飯を食べて、5時発のヤンゴン行のバスで帰ることにした。バス乗り場で、一緒に行動していた旅人の野村さんと解れる。少しの間だがちょっと名残惜しい解れとなった。

日が暮れ、行きより少ない時間の3時間半ぐらいでヤンゴンに到着。
日帰りはできた。欲を言えば、麓のキンプンと頂上のヤテタウンにある高級ホテルMountain Top Hotelに宿泊したいと思いました。多分いい写真が撮れると思う。