古美術ハンター

「観る目を鍛えたかったらどうすればいいんですかねぇ?」


「そりゃな、本物を視るの事だ。博物館に言って本物を毎回視る、すると解ってくる。もちろん骨董だけじゃない、全てに言える事だ」


そのおっさんは『ハンター』だった。たぶん腕はかなり凄腕だと思った。もちろん作品を見たこと無いが・・ぜったいそうだと僕は確信に近いものを感じていた。
そもそも『ハンター』って連中がいてちゃんと生業としてるのが、自分にとって衝撃だった。
もう、ゲームや!小説や!ギャラリーフェイクの実写だ
多分、日本ではそんな存在なんて一生知らなかっただろう。ここまで来た甲斐があった。




とある上海のユースホステルでの話
そんな妙なおっさんと出合った話

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