龍狩りとクジラ狩り
先日、クジラ漁に行った人の話を聞いた。
ちょうど先日テレビ番組「クレイジージャーニー」でクジラ漁の取材や映像をとっている回があった。
TVで紹介されていたインドネシア東部のレンバタ島にある「ラマレラ村」のクジラ漁の映像は、うまくまとまってあって人を惹きつける十分なものがあり”すごい映像”であった。
でその話を、実際北極海のクジラ漁に参加している人にぶつけたところ、クレイジージャーニーの石川氏と知り合いらしく、その人の意見からは、北極海のクジラ漁とくらべると心を打つものがなかったということだ。
石川氏は尊敬しているが、目に焼き付いた極寒の白と青の世界で行われるクジラ漁の神聖な何かは、インドネシアのものより数倍、映像が強かったということだ。
生で話されるクジラ漁の話は僕の心の底をも震わすものがあった。
その後、たまたま最近人気上昇中の”空挺ドラゴンズ”を呼んだ。飛空艇に乗って龍を狩る話だがとても面白い。まんまクジラを龍に置き換えてやってる感じだが、
しかし、生のクジラ漁の話を聞いてしまったせいで、僕にはなんか物足りなくなってしまった。その話をきいてなかったらとても興奮していただろう。
しかし、面白い漫画であることは確か、この作者もたぶんクジラ漁をずいぶん参考にしたんだろうなと思う描写がたくさんあった。この作者さんこそ、ぜひ生でクジラ漁を見に行ってほしいと思うのであった。
たぶんもっと面白い作品になるだろう。
漁以外の話では、飛空艇は往年のラピュタのタイガーモス号を彷彿する感じが男心をくすぐります。