ドニチエコで本の旅に参加しました

zex2014-12-06

知り合いの山本さんに誘われドニチエコで本の旅というイベントに参加しました。
このイベントは、3人一組のチームになって、名古屋市営地下鉄『ドニチエコキップ』を使って本屋さんを巡ろうという企画です。そして夕方集まって、買った本を披露しあう

ポイントは、
・ 知らない他人と一緒に本屋へ行く事で、普段行かない本の棚に行ってみたり、普段感じない気づきを感じる。
・ 他人が買った本を見て、何故その本を買ったか?などを聞いて楽しむ。
・ この際、普段行かない古本屋に行って楽しもう

そんなところです。


まず最初に集まってブリーフィングします。
この時、参加者の自己紹介と好きな古本屋さん(図書館。ブックカフェも含む)などを一人3っつ紹介します。次にあみだくじでチーム編成をします。



地下鉄の路線図に自己紹介で言い合った、好きな本屋さんを張っていきます。

https://mapsengine.google.com/map/viewer?mid=zfX-73xnN-Pg.krbTB2WxfXjY
あと、googlemapの『ほん業地図』もあり、途中スマホタブレットで確認できます。
その情報を基に、何処へ行くか?チーム内で話し合って決めます。

なごや古本屋案内

なごや古本屋案内

この本も支給されます。

僕らのチームは、なごや古本案内に登場していた。藤が丘の『千代の介書店』に行く事にした。この本屋さんともかく本棚が天井まで伸びて、いわば本と本棚だらけの本屋なのです。
しかし、行ってみたらなんとこの日は千代の介書房さんは臨時休業。でばなをくじかれる結果となります。次にどこ行こうか?藤が丘から地下鉄東山線に乗りながら考えました。初回のロスを挽回するために古本屋がたくさんある大須上前津)に行く事にしました。

上前津では『つたや書店』、『海生堂書店』を巡りました。その後ふと思い出した、一坪古本市でみた洋書屋さんがこの辺りにあるということ。その名は『問答ブックス』という本屋さんです。名前から禅問答なんか連想させるから、仏教好きの外国人がやっているのかな?と思ってました。

いい機会だから行ってみようという事になりました。しかし、なんと本屋が見つからない。苦労して見つけた本屋は、雑居ビルの2階の1室にありました。なんとも入りづらい門構えお店でしたが、入ると居心地の良いお店でした。
このお店の話は後日ゆっくりしたいとおもいます。



夕方17時に再度集合
成果を披露し合います。


買った本について談義。
都市計画や日本古来の社会システムなどの話が出てとても興味深い内容となりました。
特に古代の『姥捨て山』について、非人道的な行いだと勘違いされていましたが、実は社会を循環するうえで大切なシステムではないか?という話。暗い話ではなく、若い世代に田畑を譲り、年老いた世代は集まって人里離れた山で暮らし、年寄世代同士で介護し合うというシステムに何らかの意味があったのではないか?
日本古来の田舎は『老い』ついて、何らかの社会的循環システムなのでなかったのか気づかせてくれました。

現代において再度『姥捨て山』の事を考える必要があるのではないでしょう。

そんな事を気づかせてくれくれました。



<僕が買った本を紹介>

つたや書店で買った店外ワゴン棚にあった『てふてふ荘へようこそ』
80¥
格安アパートの生活を描く個性的な住人や同居人を描く作品

海生堂書店で買った『奇怪ねー台湾』500¥
日本語と中国語(繁体字)併記でかいてある、台湾の日常を紹介した本

問答ブックスさんで買った洋書『private island』1200¥
個人所有の島を紹介する雑誌
英語の勉強もかねて読んでみよう
以上です