空港で暴動発生

空港に来てみると、やっぱり飛行機は飛んでないのだろう。人であふれかえっていた。少々覚悟して、国際線カウンターに行ってみた。するとカウンターでは”光迎”(これでヤンゴンと読む)いきのチェックインが開始されているではないか。おそるおるパスポートを見せて昨夜の振り替え事情を伝えてみると、端末でパチパチやりながら、なんか途中で難しい顔になって、僕のパスポートをもって職員が何処かへ行ってしまった。wait!といわれたので、カウンターで待つこと5分、涼しい顔で職員は戻ってきて、何事もなくボーダリングパスを発行した。
 どうよら飛ぶみたいだ。よかった。


さっさと出国ゲートを抜けようとしたとき、凄いうねり声が国内線のチェックインカウンター方向から聞こえた。サッカーの試合のような地響きのような唸り声。
 暴動だ!
ついに人民キレる!何時飛行は飛ぶのだ?という感じである。不満爆発である。
すると

キタ━━━( ´∀`)゚∀゚)`・ω・)^Д^)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
空港の職員ゲートから一列に出撃してくる空港警備隊。この列は途切れることなく、ゲートは警察を吐き続ける。列がループしてるんじゃないか?と疑ってしまうぐらいの数だ。
 数には数で!中国が得意とする、数で圧倒させる作戦である。
空港館内の放送はsorryを連呼していた。

国際線の待合ロビーに入れたものの閑散としていた。ここまで来てもまだ飛ぶことは安心できない。

国際線ロビーではあちこちに毛布が散らばっており、どうやらここで夜を明かした人がたくさんいた。白人の小さな子どもロビーで夜を明かしたのだろう。白人のタフさ加減はこうやって培われるわけだ。

空を見ると青空が見えた。
これで飛ばないなら怒るのも無理はない。飛行機の飛ぶ?飛ばないの条件が全く見えてこないのだ。大事な国際線を優先的に飛ばしている気がするが、国際線でも飛ばない便もあった。行先と飛行機の手配状況からくる差だろうか?