ハワイ旅行が当たってしまった

年始早々、忘れかけていましたが、忘れてはならないことがある。僕はウッカリ去年ハワイ旅行を当ててしまった。
 みなさんから多くお祝いの言葉を頂いた。しかしこれ、結構手に余るものであった。ネコに小判、豚に真珠とはズバリこのこと。今日は当たった時の事を回想してみよう。



そもそも何故当たったか?


 たまには、クリスマスパーティーにでも出るか。調子にのってスーツ着て知り合いのJSTさんのパーティーに行きました。
JSTさんは旅行会社さんでJジャパンSスタディーTツアーのだそうだが、僕はじつは恐縮ながらこの旅行会社のツアーや航空券の手配をお願いしたことはない。往年のHISみたいに学生さん相手にいろいろ手配してくれる旅行会社である。
そこで、行ってみたものの華やかな若い人雰囲気に微妙になじめず、適当に美味いメシを喰って、独りで夜景を眺めていた。
 こういう夜景を見るとシティーハンター思い出すね。やっぱシティーハンター?のオープニング主題歌を思い出すねぇなんか、今でも心に残る疾走感
「Angel Night〜天使のいる場所〜」だたっけ歌詞はたしか・・・そうそう、3のオープニングも捨てがたいが、頭脳に44マグナムと戦闘ヘリの音が刷り込まれてい。(大人になって考えたら人独り殺るのに戦闘ヘリなんて、普通に考えて馬鹿げてるよねぇ)


そんなこんなで、眺めてていると、初老の紳士が隣にいた。
『旅とはいいものですな』
「ええ、同じ場所でも行く人が違うと視点が違ってまたいろいろ感じることがありますね」
そういって世間話した。(ああ、若い人ばかりのパーティーでこういう人がいると落ち着くな)
「パーティーには目玉プレゼントとしてハワイ旅行を用意しましたので」
(ああ、そうかJSTの社長さんかどうりで、この落ち着きよう)


そんな、こんなで時間が過ぎて、ビンゴ大会が始まった。がんばったものの、ビンゴはかすりもしない。まぁいつもこんなものだ。窓際にいってまた夜景でも眺めていよう。
”最後に本日の目玉、ハワイ旅行の当選者を発表します”
(ハワイ旅行はあれね、ビンゴじゃなかったのね)
ごそごそとたくさんの紙から、社長がなんか引き当てた名前は
「****さんおめでとう!」
(ふーん・・・どっかで聞いたことあら名前・・・て俺だ)

結局、何をどおしていいか解らず、当選してしまったということであった。