村上春樹が好きな理由

ハルキスト
村上春樹好きを一般的にそう言うらしい。貴方はハルキストですか?と聞かれると困ってしまう。そんな、ガッツリ系の村上春樹好きかと言われると悩んでしまいます。仮にハルキストと呼ばれる人と文学会話しても、全然ついていけないからだ。過去に経験はあるが、ビブリアさんたちの文壇バトルに参加するとケチョンケチョンにのされて帰ってくる事が予想される。
え!アンタそんな事も知らんのか?
と言われそうだ。
好きではあるのですが、全作品が好きと言うわけではない。どういうところが好きかと言うと、僕は文書の奥に『ああこの人神戸の人だな』と神戸出身者しか解らない謎のコードらしきものを感じる。
 神戸の街の隅っこにある言葉とも景色とも言えない謎のコード。食べ物の話で少し多いかな。


辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)


それにしても売れにている村上春樹の新作。
文学界の人気者”ありえない販売数。
”みんな大好き村上春樹”と言われるとうーんと思う。
僕が学生のころはそうでもなかったし、『僕は村上春樹の作品が好きだ』言ったら変人扱いされたんだけどねぇ。