ボランティアに行こうと思う

 ボランティアに行こうと思う。しかし、今すぐではない。今の災害現場はプロに任せるのが筋であろう。
 ボランティアの需要は必ず発生する。それは少なくとも1週間以上たってからだ。
 今の被災者は茫然自失になっている。まるで信じがたい、テレビの中の世界のようだからである。この時点では人命が第一だボランティアは必要ない。
しかし、1週間すれば現実感が出てくる。被災地の需要は多様化してくる。食事・水は十分に支給されるが、避難生活が続くとさまざまトラブルが発生する。自衛隊は救助が専門だが、行政が行いきれない需要はかならず発生する。

・ 屋根のブルーシートはり
・ 家屋からの荷物運び出し
・ 老人の付き添い
・ ゴミひろい・片付け
・ 炊き出し
・ 救援物資、倉庫整理
特殊なものだと、倒壊家屋で生活して避難をかたくなに拒絶する、頑固老人の説得などさまざまだ。
阪神大震災のとき役に立たないボランティアがいた事実は認めるが、ボランティア需要があったのは事実である。水を担いで自転車で今から現地入りするバカな事はしてはいけない。ボランティアセンターが立ち上がり、受け入れ体制が整うのを待つことにする。

ちなみにそれらは、各都道府県のホームページをチェックしよう。
http://www.with-kobe.or.jp/cgi-bin/news/index.cgi?mode=detail&file=news&select=1299990428