ノルウェイの森
「いらんやんアレ」
「そう思わない?」
「最後にレイコさんと寝るところ」
正直わからん、だけど意味が無いわけではないだろうと思う。
何らかの意味があるのだろう
昔、女の子と村上春樹のノルウェイの森について会話したときそういう、彼女はそう僕に言いました。
女性と寝てばっかりの主人公の『僕』に辟易しているのだろう。女性から見ると、はっきりしない僕のくだらない言い訳なんぞ聞きたくないのだろう。
しかし、映像化されたノルウェイの森を見たときその意味がなんとなく解るようになった。
死にゆくあちら側
生きる残る、生命活動
その対比なんだろ
俺は生きる、だからヤッてる。そういうことだ
「アレやっぱ必要だ」
今更ながら、別れたヤツ言っておきたい