Rave

まぁあんまり時事ネタは扱いたくないが、この内容はそれだけ、その存在について考え直す機会だと思っていろいろ考えてみる。
なぜなら、私が小さい頃初めて自分のお小遣いでかったCDはtrfだからだ!
自分が培った音楽性はそこから起因するのだ。しかし、その後一切、アムロとかグローブとかに一切興味は示さなかった。
その理由は中学生の自分は純粋に、誰が言う事もなく『レイヴ(Rave)』に反応していたのだ。
今考えて、過去の自分に感心している。
そして、その感覚は現在まで引き継いでいる。

そう、trfと書いて。
t:Tetuya Komuro
r: Rave
f:Factry
の略だと知っていたのは高校生・中学生でもごく少数だった。英語教師は『小室哲也の狂乱工場』と約してた。(馬鹿だね〜)
そして、このユニットは初めてレイヴというものを大衆で知らしめた、すごいプロジェクトだった。後に現在のDJ○○という名義で出されるCDの先駆けであった。DJといえば当事はだって、ラジオでしゃべる人という意識が大半を占めていた。
 その後、ある日を境にレイヴを辞めtrfはその後普通のユニットになった。そして消えた。その後、TKプロデュース時代が始まり、『Rave』はまた地下の世界に戻った。
レイブとアンダーグラウンドの現場を忘れてしまった小室哲也は、自分が衰えているの気がつかず仕事を続ける事になる。多分エイベックスがそう仕向けたんだろう。それでも売るもんだから。1996年を境にすでに彼の衰えが始まっていたのに気がついたのは、一緒に踊っていた連中とDJだろう。

PVのダンスは明らかに今のHouseDanceである。小室サウンドの名曲を挙げろと言えば、
boy meets girl
EZ DO DANCE
まぎれもなくレイヴだと思う。 本当のところ『EZ DO DANCE』なんて一般人のCDラジカセから聞かせるもんじゃない。まぎれもなくアンダーグラウンドの音で業務用だ。メガヒットなんてするわけない。そもそもDanceミュージックなんてのは一般人が聴くとすぐ飽きるのだ、だって同じパターンの繰り返しだから。それはだって踊る人の為にあって、カラオケで歌う為のものじゃないんだから当たり前である。


 だからエイベックスに言われたんだろうなぁレイヴなんて辞めて、だれかアイドル的な存在をプロデュースしろと。企業判断であると当然である。そのごエイベックスは一大企業にのし上るが、クラバー達からは蛇蝎のごとく嫌われる結果となる。

しかし、音を創る人間がレイヴとかクラブでイベントするを忘れると成長は止まり、衰えるだけである。そしてそのうち消える。これは大原則である。
当時、私も正直に言うと理解していなかったし周りも理解しなかった。本当のtrfは時代には早すぎたのだ。

そして現在

新しいDJが頭角を現していいる。現場にいるDJが強い。そりゃメガヒットはしないでしょうけど俺は大好き、このレイヴ感が。
レイヴのcapsuleとプロデュースのPerfumeってとこでしょうが、本人にとって大事なのはcapsuleとクラブイベントだと言える素直さが大事でしょうね。