犬がいないと・・・ダメなのね

「あのおじさん、いつも駅前で犬を抱いて座ってるよ」
毎日、毎日
朝も昼も夜も

そんな話題がふと上がった。

その老人は寂しげに愛犬を抱いてベンチにいつも座っていた。いつしか、通勤時の光景になって、疑問になった。
いたたまれないな・・・なんか

　このポートアイランドでは犬の散歩している人が目立つ。本当に犬好きなんだなぁと思っていた。その件に関して、何かしら妙な違和感が前からあった。何か引っかかるんだよなぁ・・・
なんでだろう、何処でも犬好きはいまや当たり前だし、犬セレブがたくさんいるわけでも無い。
セレブ・・・！？
あ！！
だってこのポートアイランドには一戸建の建物なんて一つもないじゃないか！

「あのマンションペット可なわけかい？そうは見えないけどな」
と実際住んでいる人に聞きました
「全部ダメよ、彼らは堂々と散歩しているけど。ホントはダメなの。だから、いつも、トラブルになっているのだけど、いつの間にか、飼う人が増えすぎて、誰も言えないの」
ああ、なるほど。ルールを破る人が過半数を超えるとルールを守っている人の立場が無いよね。市営住宅の管理なんていい加減だし。でも、ドロドロとした感じするね。

ダメなものはダメだと言いたいところだが
なぜ彼らはそこまでして犬を飼うのだろう？
なぜなら、犬無しでは生きていけないぐらい精神的生活環境が深刻なのかもしれない。
ふと、先述の老人の姿がよぎった。いくらルールでも、その老人から犬を取り上げる事なんてできやしないよ。

世の中いたたまれないなぁ・・・

・・・うう・・・・
羨ましくないなんてないやい
ワンコと遊びたいけど
僕は独りで生きていけるもん！

そんな時犬特集していBRUTUSの犬特集していました。
柴犬いいなぁ

BRUTUS (ブルータス) 2008年 3/1号 [雑誌]