神戸を旅する午後4時から旅行


マイブームの神戸の上級な観光を今から教えよう。それは人工島を愛でることです。よく自転車で行くポートアイランドは飽きたので今日は六項アイランドにします。まず、あまり知られていない、三宮から六甲アイランド行きのバスに乗る事、一尾ってあえて六甲ライナーは使わない。サブロー(バス片道360円だから)と呼ばれるバスに乗ります。よく見かけるのだが、三宮の何処にバス停があるのかわからなかったが、最近やっと発見した。のりばはそごう前の陸橋の下の北側あたり。かなり目立ちません。ちなみに駅前のバスターミナルにあるバス停案内図は間違っていたりします。

バスは発車してすぐ南に行こうとします

けっこう有名な建築物である神戸税関なんかが見えます

すぐハーバーハイウェイという横浜ベイブリッジみたいないい景色の高速に入ります。南には神戸の海が、北には神戸の山が見えます。


なんかベットタウンの団地なのに、少し中心部から外に出ると人気はありません。大阪の市営住宅にある、ゆうげのあわただしさは無く、どこか寂しげな街です。この寂しさが人工島なのです。かつて、都市開発の最先端を突き進んだ人工島ですが、実験が終り、人々の記憶からは忘れ去られました。そして、島は独自に進化していきます。普段意図していない力が働き、人工の範疇は外れたとき、人工島は不思議で不気味な街に進化するのです。日本全国でもおそらくこの神戸だけでしょう。こういうのがあるのは。似たような街として、東京お台場、大阪南港等がありますが、かつて1980年代からあった神戸の人工島は新たなるステージに移っています。

海を見ながら静かに過ごす




空を見ながら天候を感じる



空は秋の空だ、完全な・・・来週から秋が来る・・・・
空を眺めていると、天気を感じる事が出来る。季節を読む事が出来る。昔の人はずーとそうしていた。
しかし、何らかの故障で気温と湿度が下がらないのだ。風の流れや、雲の流れは、やるべきことをしているしかし何かが故障して気温が下がらないのだろう。空を眺めるとそう思う。


私は此処に何かあったか覚えている



なにか、の跡のような空き地。木造のベンチがその名残を残している。僕は覚えている。ここにはスーパーフーパーがあったのだ。震災前に。そう『スーパーフーパー』だもう知る人も少なくなったプールの事だ。最後の夏休みの日に兄と二人でいった流れるプールとやたらと数の多いウォータースライダーがある伝説のプール。ポートピアランドのとように人工島ベイエリアにはこのようなハイテンションレジャー施設を作る。そしてこれらはことごとく幻となり消えてゆく悲しい運命なのだ。

島は生きている

わたしがこの島をあるいてデタラメに感じるのは
この島はいわば実験体だ。かつてベイエリア開発というものの。0から土地を創造し、まるでゲームのシムシティのようにッ制限がなく好きな街を作ったらどうなるだろう?というものだ、そしてバブル弐勢いでつくりその役目を終え忘れ去られた。その後これらのデータは基に東京のお台場等の開発に生かされるわけだ。


が問題は捨てられた後からだ、島は作り手の意思とは別に独自の進化を知らないうちに始める。
(そこをみてごらん)

舗装したコンクリート雑草が侵食を始める。最近気が付いた事だが、人工島に生える緑は本土より生育スピードが速い。しかも隆起が無い島のはずだが、液状化という思いがけない現象により、島の大地は割れる上がる下がる。そう、活動を始めるのだ。




普通の服でびしょ濡れになっても、楽しく遊べる、昔やったなぁ・・・
そういう事が出来る場所も少なくなったねぇ。水があるって豊かで贅沢だねぇ


銭湯で汗を流して今日は終わり

家の近所に野犬かと思ったら
イノシシかよ・・・