Let’s take the Photoの巻き8
最終回フォト整理
私の軌跡
香港→神戸→上海→東京→北京→神戸→ラオス→ベトナム→神戸
香港
ある日、お供でいったツアーの香港、それは初めての海外だった。私は好奇心から最終日に独りで行動してみることのにした。二階建てバスに乗ってぶらぶらし、風景を眺めているうちに『何か』が私の中で生まれる感覚に遭遇した。何かそれは解らなかった。感覚は今まで味わったことの無いもので、まるで見てる光景が今までガラス越しに見えていたのが、急にさえぎるものが無くなった・・・って感じだった。
『世界・・・そうこれが世界だ』
神戸
そして帰国したある日。迷い込んだ冬、ルミナリエの準備が一際寂しく感じる日だった。街角に不思議な灯りを見つけた。こんな店今まであったのかな?いや、今まで気が付かなかったのだろう。
オレンジ色の光は緑を反射して一際異彩であった。吸い込まれるように扉を開けた。
そう、開けてしまったのだ
カフェ日記は此処から始まる・・・
ポートターミナルで船を眺める
あの船は何処へ行くのだろう?行ってみるとどうなるんだろう?
好奇心に耐えられず切符を買って乗ってしまった。
上海
船に乗ってしまった俺、希望をその他いろいろを持って船出。いろんな意味での船出だった。水平線の何も無さが新鮮だった。[上海の記憶]
自転車の国
降り立った街は今まで私の中のルールをいろいろ根底からくつがえした。
ルイーダの酒場には仲間が集まる
キャプテンホステルにもいろんな仲間が集まる
毎日何かが起きた、退廃的な香りとやるせない若さがそこにはあった。
花を売るもの、施しを請う人
そこには生の儚さがあった。今まで見てきたなんだろう?リアルとはこういうことだ
東京
迷宮・・そうこの街は迷宮だ。誰もが・・言うに及ばず
夕日が綺麗な街だった。その夕日は孤独感をえぐりこむように引きずり出す。
誰も知り合いがいなかったゼロからの始まり、街を彷徨うようになった。西郷山公園で夕日を眺めに行く日々[東京カフェ日記]
街を歩いたひたすら
だからどうした、俺は歩きたい
霊園の猫は物憂げに語る。猫は迷宮の精霊、空間を導く。そうチャシャネコはいつもそうだ。
ある日、突然去る。日々働いた渋谷の夜景は何も語らない。
北京
魔界・・北京はそう形容できそうなぐらい殺風景だった。凍える気温に、光量の足らない青白い蛍光灯。
赤い光が不気味で幻想的だった[北京旅行記]
此処は赤い国、共産主義は『アカ』
北京にもカフェはある『接触』って
石の街、城砦都市
酒場で思う「もう帰ろう」