ホイアン旅行記エピローグ「ホテルヴィンフンに関して後述」

沢木耕太郎深夜特急を書いた人と言えばだれでもわかるよね)が私がホイアンで泊まったヴィンフンに関して、『一号線を北上せよ』で記述していたのでちょっとまとめてみよう

ホイアンは街全体が暗かった。街だけでなく建物の中も薄暗い
送迎用のバンは、目的のホテルのだいぶ手前で降ろされてしまった。歴史的なオールドタウンの中にあるので車では入れないそうだ。細い路地を抜けていくと、暗い町並みの一角に、中国の面影を残す建物が立っていた。
「1階は15ドル、2階は30ドルです。でもに2階のほうがいいと思います。」
ミシミシと音がする古い階段を上がってその部屋に入った。明かりをつけると薄暗い。机や椅子を始める調度は全て黒塗りの中国風にしつらえている。いままで、こんな雰囲気の部屋に泊まったことがなかった。


古い中国のタイムスリップしたような雰囲気の二階建てが街には立ち並んでいる

『一号線を北上せよ』より抜粋


私は後でこの本を読んだのだが、非常に正確な記述であったと。私の経験から比較して思った。

>目的のホテルのだいぶ手前で降ろされてしまった。
私も降ろされた、ちなみにバンはベトナムでも珍しく、きれいなベンツのVクラスでした。

あとは彼と同じ経験をしながら階段を上がって部屋に泊まったわけです。
同じ部屋かどうかわからないが、2階は2部屋しかないので確率は高い。
しかもどういうわけか、彼と同じく、ヴィンフンのカフェでビール333(バーバーバー)と春巻きをつついていたのでした。