岡山じゃろ2

整理券付きのバスに乗ったのは9時、乗り始めは結構人が乗っていた。
しかし、一人、また一人と乗客は降りていく。
付近に民家すらないバス停で人が降りる・・いったこの人はどこに帰るんだろう?家なんて全く見当たらないこんな山の中で。そうぼんやり考えていた。街を離れると辺りは真っ暗、薄ら白い街灯がポツリ。バスはいったいどこ走っているのか全く解らない。もっと言うなら、この暗闇の空間を進んでいることすら怪しいくなる。


そして、乗客は私だけになった。


進んでいるバスでふと考える。
まるで異次元空間に迷い込んだみたいだ。かなり不安になる・・・運転手さん実はいなかったりして。
もちろん付いたけど、なんともいえないホラーな感じがしました。