ホイアン旅行記8「中庭」
ホイアンに来たのですから、世界遺産のホイアンの町並みを堪能しなくては。
今日もホイアンは暑い。
味のある建物がたくさんあるが、見学にはきっちりお金を取られる。
まぁ当然で、チケット売り場でチケットセットを買う
タン・キーの家
古い商家に家、中華様式、日本様式、ベトナム様式が三つ合せて風土にあった建物に仕上がっている。
まず、特徴ですが、気候にマッチした作り方になっている。まず
窓は無いが、建物全体に採光が行き届いている。これは中庭の効果だろう、中庭を建物に入れることで建物内の採光と、空気の通りを良くしている。また窓は無いが、屋根と梁の間に隙間がある。いわばスカスカだ。クーラーなんぞかけられないが、くそ暑い気候と湿気に対応した、心地よい作りだと思う。長屋スタイル、表と裏の通りに入り口を持ち、裏口はすぐ港につうじている。
風が港の裏口から表に吹きぬける構造にみごとなっている。
これはまるで、京都の町屋にそっくりだ。壁の作りは、北京などに見えるしっかりとした石の壁、さらに門も中華様式。木で彫られている文様は東南アジア様式だ。
この気候に適応して、いいとこ取りの建物は貿易町ならではだとおもう。
(この写真は海のシルクロード博物館)
暑いのですぐばてて休む。海のシルクロード博物館の中庭で休んでいると少年がお茶をくれた。
ベトナム人は誇り高く礼儀正しい。思っていたより優秀な感じがした。
その根拠は
ゴミをゴミ箱にみんなちゃんと捨てること
信号を律儀に守ることが出来るからだ!
中庭を眺めると心が休まります。とっても静かで品がいいうだるような暑さに、静謐な感がとってもいい
中にはには水貯めがあり、打ち水をすれば温度が下がりひんやりと
クーラーが当たり前になった生活はそれが不自然だということ
昔はクーラー無しでやっていいけたのになぁ
こういうこと忘れていたわ、
暑かったら、休めばいい
涼しくなったら、動けばいい
それが自然というヤツだ。
24時間365日、常にサービスを提供して便利であるということは、本質的にエコではない。
むせかえる魚の匂い
市場に行くとアジアの活気という感じがする
狭い道にバイクが通る、なにやらよくわからない魚が並んでいる。
日本でも見たよう魚もある。
とにかく、臭い、ハエがたかっている。日本の魚市場だって昔はこんなもんだったな