ホイアン旅行記2「スコールの国」

zex2006-06-02

大地は黄色くてまるで荒野だな
空から眺めるベトナムはそんな感じだ。
荒野から照り返す光はまぶしく、いかにも暑そうだ。
そして、飛行機を取りかこむ無数の積乱雲やな予感




うわっぁ



いま雷が飛行機をかすめた・・
雲の中は不安感をかきたたせるぐらい揺れる
ヤバクねぇ・・・これが嫌いな人はたくさん居るだろう


雷が雲の中で縦に何本も走っている。
うーん『天空の城ラピュタ』の龍の巣は、かなりリアルな描写だったのね・・
雲の中では稲妻が柱みたいにボンボンっと立って、ゴロゴロって音がないぜ
しかも翼付近では高速の気流が目で見える



揺れる飛行機は度胸試しだ



ベトナム航空について

 今回使用したのはホーチミン-関空の直行便
以前はベトナムに直行便なんてなかったのにねぇ
関空、成田、名古屋からサクッと行けます。
JALとのコードシェアなので安全といえば安全ですが、機内サービはタイ航空のほうがよかった。
正直サービスは期待ハズレ、そんなに悪いわけじゃないんですが、必要最低限の普通です。
機内食ベトナム料理はでません。

いつぞやに乗ったパキスタン航空のほうが、なんか料理が独特の味があって面白かったです。

 しかし、ベトナム航空は機体はしっかりした、ボーイング777を国内線を使っています。
機体の落ち着いてくすんだ色のブルーは、個人的に好きである。
国の情勢を考えると上出来だと思った。りんとしたアオザイの職員は結構頼りがいがありそう。

ホーチミンシティ空港(タンソンニャット国際空港

 入国の出迎えはスコールだった。雨季なので当然ですが
スコールの中を飛行機は泳ぐように着陸する。
ジェットの後ろは水しぶきが波のようにうねってます。


タンソンニャット国際空港は古い印象の空港設備
共産圏に来たなぁって感じの光量がたらなく、蛍光灯が薄暗いということで
北京と同じだ
タイに比べればベトナムはかなり遅れている。
そんな感じがする。
東南アジアも様々だ



空港のロビーでみんな座り込んじゃってるよ
ここからは入国審査を済まして国内線トランジットでダナンに向う



ダナン


此処はダナン
かつてベトナム戦争の米軍最前線拠点
今はそのだだっぴろ滑走路を残すのみ