デザインの効果 続き

zex2006-02-13

見慣れてなくかつ見慣れて安心なデザイン
なんて言葉を書きましたが、商品開発にも言えることで、


私が考えた答えは、普段日常に使われているものを別の用途で使ってみることです。



たとえばとあるカフェでは
入り口に鳥かごを置いてあります。
ベトナムなどの東南アジアで見られる木製の手作りの鳥かごです。
しかし、かごの中には電球が入っています。
これは入り口の照明の役割をします。


鳥かごの中の電球が光るっていると
お!?なんやろ?
と思います。


そんなたわいもない手づくり照明ですが、
青山などにあるデザイン系インテリアショップにあるランプより、コストが安く
そのデザイン効果が高いと感じます。


その他、流木で看板とかバイクの部品で人形
どんな斬新なデザインの商品でも量産され店頭に並んだ時点で、その効果は薄くなります。
名が売れ、ある程度行き渡ればその効果は反比例してどんどん薄くなり
珍しくもなんともなくなります。


今日、多種多様な品物が流通しているので、ひとはほとんどの物は見慣れています。
そこで、ありものを合わせて手作りしたほうが、他人の興味を惹きつけ、感情に訴える効果(つまりデザインの効果)が高いのではないか?


なんて思ったりする。