プライドを捨てるってこと
HouseDanceのLessonでのこと
「それダウンだっつて言ってんだろ!!」
Zは普段いい加減だがレッスンはすんごい厳しい
でも、気合だけじゃななくて理屈もしっかりと教えて手本も見せる。
それでできないのは自分自身の問題だ
今はまだできないが
必死教えてくれる人には、何とか必死に応える
それが礼儀ってもんだ
レッスンが厳しい為か、挫折する人もめずらしくはない。
最近レッスンに着たばかりのとある美人(確かに美人であった)が
「私、みんなみたいにうまく踊れ無いから・・・・もうこないかも・・」注:完璧な佐藤珠緒系
ってZに言った。
「かもぉ・・」Zマジギレ
「私の教え方が悪かったですか?」
「わからないところで質問がありますか?」
「踊れる人は続けているから出来ているだけですよ!」
「昨日今日はじめた人が出来ないのは当たり前じゃないっすか!」
「それでも続けるからできるようになるのじゃないっすか!」
キャラ的にやさしい慰めを期待していたのだろうが、
予想以外の反応に泡を食っている様子である。
秀でている人というのは、ある意味出来ないことに慣れていない。
出来ない自分を見るのが嫌なのだろう。特にダンスは鏡の前でやるものだから、出来ない自分の姿がはっきり見えてしまう。そんな醜態をさらすことに耐えられないのだ。
それは悪いプライドである。
いくら頭が良くて運動神経があっても、ひたすら練習するしか解決策がないことだってある。
根性やスポコン魂などの精神論ではない
頭がいいからやらないのではなく
ただ「自分の心が耐えられなだけ」という事に気づかない
自分自信をうまく騙せても、他人が見ると結構バレバレなんだな
そういえば・・Zは俺がダンス始めたばかりの時って
妙に優しかったやん。なんで?
「可愛そうなくらいダサかったから」
「正直言うとかなりヤバかった」
・・・・・・・・・・そこまで言うかオイ