一年目考察「DANCE DANCE DANCE 第二話」

常人が目にするのは、歌手の後ろで踊っているバックダンサーや振付師である。
しかし、だいたいが、決まった振り付けををひたすら練習し、それらを間違いなく再生する。
これがDANCEか？と言えば、私は本質的に違うと考える。
コリオグラフィー（振り付け）は練習すれば誰でもできるようになる。
しかし、その曲しか踊れない。
振り付けで、決まった型でDANCEするのは、それはそれで楽しいかもしれないが
それでは、うまくClubでは踊れない。

DANCEは基礎がかなり厳しく、習得が難しい。しかも、優秀なダンサーほど基礎をかなりやり込んで練習している。
およそ、サッカーとかバレーボールとか、ルールを知っていたらそれなりに楽しめる球技とは異なる。

DANCEにルールは存在しない。
単純にかっこいいかダサイ（イケテナイ）かの二つに一つだ！
それは、まるで一子相伝の中国拳法のような趣である。
（カポエラはＤＡＮＣＥであり格闘技である。このことより両者に一種の共通点が存在すると私は考える。）

Club系Street系DANCEと言っても
HIPHOP.
GIRLS.
JAZZ.
REGGAE.
HOUSE.
RHYTHMBASIC.
SOULLOCKIN'.

などがある
格闘技なら上記がボクシング、空手といった分け方で
戦う為の手段としていろいろなスタイルがあるということ
DANCEなら踊る為の手段としてこれこれある。みたいな感じ
自分がかっこいいと思うのをやればいいのだが
　また、教える人物自らが体系立てて確立しているため、習う先生によって教えることが全然異なることはこの世界でよくあることだ。

固有奥義を持つダンスマスターもめずらしくない。

今、私がやっているのはHIPHOPとHOUSEである。
HIPHOPをやる前は、重低音ガンガンの黒い（ニューヨーク黒人系）HIPHOPをいいとは思わなかった。しかし、HIPHOPはなにもニューヨークだけではなく、基礎しっかりとマスターしていれば好きなダンス系音楽で楽しく踊れる。
やっぱり自分の好きな音楽で踊りたいよね。