北京旅行記6「茶話会in北京」

zex2005-02-18

二日目は前回の旅行で知り合った龍と合流、一年ぶりの再会だった。


天津豊田第一汽車勤務の龍
 龍は腕のいい通訳だ、北京外国語大学の日本語学科卒で今年から豊田で働いている。さすが腕がいい、ちゃんとホテルに電話かけてくれたし、話も早い。龍と話しているとふと思うことがある、「彼は本当に中国人なのか?」と、もちろん彼は生粋の西安生まれの中国人だ。しかし、会話や仕草の反応とツボが日本人と差が無いのだ。たとえば・・・


「ケータイを部屋に忘れて落ち着かないだよぉ」
ケータイが手元にないと不安なようだ。今、彼は現代日本人と同じ反応をしている


「就職活動大変です!」
最近、中国でも大学卒が増えて大変だ!。文系なんて売りがないから大変だったよ、言語という売りはあったからいいけど、一生通訳って発展性ないよねぇ。
なんか同じ話日本の大学生とした記憶があります。


真面目な話
 共産主義文化大革命?あれ間違いにきまってんじゃん!
みんな大学にいって利口なって種々の物事が理解できてきたから、自分で正しいことを判断できる若者層が増えたのは確かです。政府もあの戦争をを忘れるなと言いいながら日本と仲良くしてと言っている。けっこう中国政府は矛盾しまくり発言が多いいよマッタク。若い利口な世代は半ばあきれている北京大学、精華大学学生はこんなバカ連中相手にするよりか、アメリカでも行いって稼いだ方がマシだという風潮がある。政府も共産主義は最近言わなくなって微妙に民族主義って言葉にすり替え始めている。


日本人に対して
 別段悪いイメージはない、というか好意的である、なぜか?いくら言っても頭カチカチで無礼で態度が悪い田舎中国人より、余裕があって礼儀正しい日本人の方が話せて意思疎通が楽。(台湾人と同じ考え)
つまり国籍より人間性の問題です!


台湾について
 中国政府は台湾の問題となると理性が吹っ飛ぶ、なぜか?それは彼らが許せない存在で正直羨ましい存在でもある。台湾が豊で成功していることは自分ら政府の政策が誤りだったことを明確に示す存在だから(というか都心部の連中は隠さずとも気づいている)


悲しい現実で残酷な事実
 でも、中国人は日本人みたいにみんな豊にはなれない、なってはいけない。そんなことなったら地球がショック死します。10億人の欲望、願望を満たしては地球資源がなくなります。だからウソを吐き続けても資本主義にはなれない。そして、国民に理不尽で酷く、残酷な貧困を課さなければならない。