2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2割のエリートも8割の生涯一兵卒も楽じゃない 共倒れこそ日本企業の

実は、取材の際に耳にしたこんな指摘が、頭から離れない。 「日本企業は今まで経営者の育成を手がけてこなかったから、いかに30代で候補を選んで徹底的に鍛えたとしても、本当にうまくいくのかどうか分からない。しかも、早期選抜による2極化の弊害で、世界…

精神論は、マネジメントとは呼べません

「営業は人と情熱である…。日本人はよくそう言いますが、ノルマを達成したかという結果論や、やる気を出せ、もっと頑張れといった精神論は、マネジメントとは呼べません」。 次のような逸話がある。富士通の営業マンが、ライバル社のコンピューターを使って…

南公園日記

ある日の朝、私はなぜか三宮にいた。 朝ご飯にもうすぐなくなりらしい吉野家の牛丼並盛をほおばりながらふと考えた。今日は天気がいい・・・・・ そこで私は歩くことにした。ずっと南へ・・・・東遊園地についた。 震災の火があった、さすがに吹いていも消え…

孤独なバレンタイン克服に向けて〜ある女IT戦士の作戦

寂しい寂しいと嘆いていても仕方がない。ITを活用すれば、甘いバレンタインも手に入るはずだ。 TVも雑誌もバレンタイン特集だらけ。コンビニですらプレゼント用高級チョコをそろえ、彼氏彼女のいない人々をあざ笑うかのような2月上旬。チョコ好きでもない男…

東方智慧与符号消費

日本人の多くは、易とか陰陽と聞くと「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とか言って、占いのことしか思いつきません。しかし、陰陽などの中国思想はれっきとした科学であって、その根幹は「自然が“知”の源泉であり、そこから知をくみ取る」ことにあります。人…

若年失業、その本当の原因は? 

企業がぎりぎりまで雇用を守ろうとする前提にあったのは「主に男性の世帯主が1人で家族を養う従来の家族のあり方だった」と山田所長は言う。年功賃金の裏側には、年齢を重ねるにつれて膨らむ生計費を賄える報酬という思想があり、今なお残る扶養手当など属人…

正確な記録が品質管理の第一歩

品質という言葉を聞いた時、ある人は傷のない美しさをイメージし、別の人は故障がないというイメージを持つ。人によって捉え方が多様であるだけに、高い品質を実現するには、当然高い技術力が必要になる。 品質、生産をコントロールする技術と、新しい製品や…

個人情報ぶっこ抜きをどこまで阻止できるか

ウイルスやクラッキングによる個人情報漏洩事件は後を絶たず、いつまで経っても話題に事欠かない。こうした状況から身を守ろうと思っているユーザーも多いため、参入しているメーカーも多く、この業界の競争は激しい。そこへ新たに参入したネットムーブの新…