旅人の宿の残骸


ここ敦煌はかつて、各国のバックパッカーたくさんの旅人で賑わっていた。
しかし、今やその残骸が残るのみ。ユースホステルやゲストハウスのさびれかたが酷い。
理由は、ここ最近の中国元が高騰しているせいであろう。今や中国人以外の旅行者はほとんどいない。
最新の地球の歩き方に書いてあるユースホステル(青年旅社)が一つ潰れていた。

今やただの砂場になっているビーチバレーコート

バンガロー型のゲストハウスは営業しているか怪しかった。

日本語が書いてあるところが、昔、日本人バックパッカーでにぎわっていたところを忍ばせます。


人気がいない宿。


かつて、僕が一人旅を始めたときはスタートは上海でした。
バックパッカーといえばタイじゃなく僕は中国だった。僕に旅の厳しさ、戦い方、もちろん楽しさを教えてくれたのは中国でした。そんな、中国に今や旅人がいなくなっている事に一抹の寂しさを感じました。