『世界行ってみたらホントはこんなトコだった』ミャンマー編の感想

僕はこの番組をとても高く評価している。
http://www.fujitv.co.jp/sekaiittemitara/episode_n_24.html

今までの番組と違う、時間をかけたレポートがそのポイントなのだろう。
ディレクターさんたち、その行動力と調査力素晴らしいと思う。キャラも立っているので、この番組に出演している芸人の必要性をあまり感じられないぐらいである。なんかスタジオでやんや、突っ込んでるだけではさすがにあんな数いらないと僕は感じたりした。

今回、僕が注目しているミャンマーの回があったのでその感想を今日は書く



前編・後編をまとめて言える事


手ぬるい!


そう思った。これらディレクターの実力はこんなものじゃない。ミャンマーはまだ取材するには早かったかと思ってしまった。
そこで僕はこう邪推した。民主化したミャンマーと言えど取材にはまだ厳しいチェックがあり、今回の撮影には政府の情報局が同行して、びっちりマークされていたのではないか?マスコミに対しあれだけ規制してきたミャンマーである。実際、たてまえ上の民主化でもトップや主要幹部は全く変わっていないのだ。おおいにおりうる。
とくにヤンゴン編が酷い、お笑い芸人のアンガールズ田中とミス・ミャンマーのくだりが多くを占め、本質的な細かい街歩きレポートがほとんどなかった。写真撮影とかどうでもいい。それって『ミャンマー行ってみたらああ!』ってものじゃない。

 仏像のLED人工後光はおいしい材料なので、そこをスルーしなかったのはいいとして、シェンダゴンパゴタの仏像の件はいただけない。

(テレビ)観て幸せになる仏像の取材に成功した
→実際はライブ中継されているので、シェンダゴンパゴタに行けば画面越しならだれでも観れる。なので、いかにも撮影が特別に許された感を出しているが、直接見ないなら同じです。

 などという大事な事実を伝えてない。さすがテレビ。嘘は言わないが、情報を制限していかにも凄い感じを出す手法はさすがだと思う。

その他多く疑問が残った
なぜ、シャンヌードルをだして国民食のモヒンガーを出さなない?
ミャンマーの宗教の割合をいちいち円グラフで出しているが、胡散臭い。仏教徒の割合が8,9割というのはちょっとおかしい。



などなど、なまじミャンマーを少ししっていると薄い内容だったと思えた。
こういっても僕はこの番組を今でも高く評価している。



僕が5日間ヤンゴンを滞在して見つけてきた事を考えると僕なら

1.ヤンゴン鉄道の環状線にのってみると、意外とゆっくり風景が観れて良かった。
2.イスラムの秘密儀式が年末に行われていた。
3.朝変な体操をする集団にあった
4.モヒンガーはうまかった
5.植民地のホテルには歴史があった
6.ゴールデンロックにはわざわざ電車で行かなくても、1時間おきにヤンゴンのバスターミナルからバスが出ていた。
7.街角でテレビを出して50人ぐらい集まってサッカーを観ていた。(昭和臭い)
8.さくらタワーの最上階のレストランではヤンゴンを一望できた。


などなど、たくさんある。