静岡空港から武漢の飛行機


静岡空港、行く途中全く滑走路らしきものがありそうな気配がないおおもったら山の上だった。山のてっぺんを水平にカットして作ったようである。抜けるような広い土地に何もない滑走路。真新しくてこじんまりとした空港だった。
このような地方空港は出国が早くて結構便利。巨大空港のターミナルも大好きだが、このような小さな地方空港も悪くない。

中国東方の機内食 まぁそれほど美味くない。
でも懐かしい中国の飯はこんな味だ。ちょっと味が足らない日本の飯が美味すぎるのかもしれない。僕は個人旅行デビューは中国だったので、殺伐とした中国を巡った思い出がよみがえってきた。

経由地である上海浦東空港に2時間半ぐらいで到着。これからどうするのか?


ターミナル出て入国審査したところで武漢行きの常客は、『武漢』と札を掲げた中国東方のスタッフの元に集められる。

乗り継ぎ証明みたいなカードを発行

一列に並んで、スタッフに引率され、バゲッジ受け取り場所からスタッフ専用のドアを抜けて国内線の荷物受取場へ。そこから逆走するような形で到着ロビーから出発ロビーへ抜けるトランジット通路を抜ける。

 一度降ろされるが、経由便で同じ飛行機にまた乗る。乗り継ぎ時間にはほとんど余裕がなく、結局武漢行きの出発ロビーに着いたのはファイナルコールがされた後だった。乗り継ぎ客がいるのは、スタッフも解っているので乗り遅れるという問題はない。

国内線のほうが、飯がよかったりする。

武漢に到着すると、飛行機を降りたら静岡から来た客は集められて国際線ターミナルへ移される。よく見るよ、静岡から武漢に来た乗客は私を含め11人後はみんな上海で降りてしまった。なぜこんな静岡⇔武漢便が出来たのか謎である。見方によっては、11人でも多い方である。


寒い、武漢国際空港の到着ロビーは今一つ何もない。そして、両替屋が空いていてよかった。

中国はサービスが良くないのに物価が高い。空港のロビーでごねて安宿150元に泊まるが。中国人民工になった気分の最悪の宿であった。寒い、暖房はない。ベットは固い、ペラペラの不衛生な掛布団。


あーやっちまった。そうだそうだ、中国ってこんなんだった。忘れていたよ。
最近堕落したなと、うすら寒い部屋で己の堕落っぷりをかみしめて寝るのだった。