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瀬戸内国際芸術祭が他のアートフェスより抜きんでている点

zex2013-08-21

 瀬戸内国際芸術祭は、他の規模もセンスも集客力も他のアートフェスティバルより頭一つ抜き出ている事は明らかであった。
事実、アートイベントでJRの利用量を1%上げるたのは快挙といっていいだろう。1%と言う数字は実際の数値にすると多きい。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO58685630Z10C13A8LA0000/

 夏休み直島に身を置いて感じた事である。実際、瀬戸内国際芸術祭は行ってみないとその価値が理解できないと思うので、肌で感じたその”抜きんでたところ”事を今日は書きたい。



 神戸ビエンナーレ横浜トリエンナーレ、名古屋トリエンナーレなどを観てきて相対的に感じた事である。


1.期間が長い
会期が春、夏、秋と三つに分かれていて、季節の移り変わりを生かしたイベントがある。
2.会場が大きい
 多くは街でくくるアートイベントだが、瀬戸内国際芸術祭2013はドドンと12の島と本州、四国の二つの港。デカい!つまりだ瀬戸内海自体が芸術作品なのです。
3.作品の数が圧倒的に多い
 アート作品数は約200点 圧倒的ではないか!!
4.ランドスケープを一番大切にしている
 瀬戸内の風景という素材が圧倒的にいいため、アート作品はその風景(ランドスケープ)をひきたてるスパイスとして存在する。なので、都市型アートフェスよりも、仕上がりがよい。
5.協賛企業が多い
 よくこれだけ参加してくれたと思うぐらい多い。その理由はベネッセと福武財団のただならぬ力の入れようによるものだと思う。大企業のメセナ活動が下火になって以降、アートに大企業をここまで協賛させたのはさすが。これは、広報活動の大きない力になる。
6.地元の強力が強い
 香川県高松市岡山県玉野市、そしてすべての島の島民の理解がある。イベントを行う上で、よく住民とコミュニケーションが行われていると感じました。島民も積極的にアートに参加しているし、島を歩けば草ギャラリーみたいなものもたくさんある。
7.歴史が長いことと情熱
 元福武書店ことベネッセの会長である福武 總一郎が直島に惚れこんでから、安藤忠雄を巻き込んで直島をアートとしてここまで成長させたのは10年以上昔から地道に行ってきたことである。そして直島を”現代美術の聖地”とまで言われるまで私財を投じて行ってきたきた情熱が、単純な他のアートフェスと圧倒的な差となっているのだ。
8.海外への発信力が強い
 来客の2割ぐらいが外国人である。”現代美術の聖地”として海外へ発信しつづけた事が伝わっていることと、参加アーティストの国籍多様性が他と違う



いずれにしても、そのすごさは行ってみないと解らない。
そして僕が、会場で会った来場者は口をそろえていこう言った。


『涼しくなってからまた来ます。』


もともと、美術作品が無くても十分素晴らしい島々なのだ。


瀬戸内国際芸術祭2013 
http://setouchi-artfest.jp/about