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新しいガッチャマンがいろいろと凄い事になっている件

zex2013-07-29

今日は最近ちょっと気になるとうか、ハマっているアニメ『ガッチャマンクラウズ』について書こうと思う。まず、初めに言いたいことは


観れば見るほど面白く先が気になる
そして、よくよく後で考えてみると、すごい事を言っているのだ


まず『ガッチャマン』というと「誰だ!誰だ!だれだぁ〜」でおなじみのヤッターマンおなじみのタツノコプロの古いアニメである。今回は、そのリメイクとは言い難いぐらい、もう旧作の跡形もなく今風に進化した、いや別物の作品である。そして観る側の(受け取り側)の感性と知識を高め要求してくる作品なのだ。小難しいアニメですが、アクションはありったけの今の”何か”を尽くしている。


ちなみに僕は旧作を一切観ていないので、旧作との比較はしない。なんたってリアルタイム放映は僕が生まれる前なのです。

ガッチャマンである必要はあるのか?

 よく、この作品で言えるのが『ガッチャマン』を名乗る必要はあるのか?ということだが、僕はあると思う。なぜならこの作品の込められたメッセージを表現するために、既存の古いヒーロー観の枠をどれだけ外すかを表現するために必要なのだ


 冒頭から今までのヒーローを根底から覆す発言『今まで我々(ガチャマン)がやってきたことは無駄だったんだろう?』ということを言ってしまう。昔の勧善懲悪ならありえない話である。しかも最初から、重たい問題定義かましてくる。『歴代のガッチャマンに比べれば十分みじめだ』と意味深な発言をする。この意味はさらっと流してしまったが、これはすごく大きない意味を含んでいる。僕が思うに、過去の悪がはっきりしていた全時代と比べて、はっきりせず、悪を悪と決めかねる世間を相手にする現代のヒーローは惨めなのだと、言っているのだ。そして、主人公は言うわけだ


『悪事は、その行為を起こす背景が別にあるのではないか?』
その背景を理解して考えるとそれは悪と言えるのか?
年寄に席を譲らない若者は、年寄より体調が悪いときだってあるじゃないか?


ああ!!会社でもビジネスでも言える内容がここに込められている。なぜそうするのか?という事にスポットが当てられている。


キャラ設定と背景について

 出てくるキャラも、オカマに女装男子、異星人とキャラの背景が幅広い。そして、キャラの背景がしっかりしてくるため。キャラのブレがない。
 そして、徹底的に東京都立川を舞台にしている。無駄じゃない?と思うくらいローカルでしかも、背景が細部まで妥協がなく、リアルそのままだ。描いているのはヒーローものという王道SFなのに。とういか立川市も巻き込んで作成したアニメで、もうドラマぐらいシュチレーションがはっきりしているのだ。

そして、話が頭に入りやすい。
 

固定観念をあっさり叩き潰すアニメ

 スーパーヒーローは普段は自分がヒーローであることを秘密にしなきゃいけない。というヒーローもの不文律がある。しかし、あっさりと叩き潰す。躊躇せず親に言う。学校で普通に言う。なんならSNSツイッターで公開しちゃくぐらいオープンマインド。このアニメで理解できない人も多いのが、個人情報をいともあっさりとネットに公開してしまう感覚だ。つまり、現代の先端を突っ走っている人の考えで、まっとうな大人なら理解しがたい新しい感覚だ。そしてSNSが作り出す、拡張型社会とコミュニティの現実をアニメで表現しているのだ。

象徴的なのが、一ノ瀬はじめが精神の崖を普通に歩いてみせた描写である。

新しいコミュニティ社会

 顔を合わせたことがない年齢、性別、職業が関係なく一つの目的にの為にネットの呼びかけで集まり、瞬時に組織化してミッションに当たるなんて経験したことない人には全く理解できないと思う。ずばり、このアニメの設定プロットは東日本大震災のボランティアセンターのシステムが基となっていると見た。僕は経験がある。

つまり、このアニメは震災以後に生まれたこれからの世界をリアルに表現している。


 これら、ソーシャルネットのボランティアに参加したり理解がないと、何を言っているのか全く分からないアニメなのだ。

このアニメのアイデア、やろうと思えば現実に創れる。

アニメのアイデアは後に、現実に本当に開発されることがある。
たとえば

ガンダムサイコミュシステム→今現在、福祉機器に活用検討されている脳波コントロール
電脳コイルのメガネ→世界カメラ、各超現実、グーグルグラス


とつまり、アニメで提案される最新テクノロジーは次世代の見本市といってもいいだろう。
今回のギャラックスのシステムはハードではなくソフトウェアでスマホのアプリなのでイメージも基本コンセプトも出来上がっている。あとは組むだけだ。


なんて恐ろしいアニメ

最後にこのアニメが言いたい軸になっているメッセージ

随所にサブミナル的に目に入ってくるメッセージなのでお気づきだと思うが。『世界をアップデートさせるのはヒーローじゃない。僕らだ

というやつで、世間のリーダー待望論に対するアンチテーゼなのかもしれない。優れたヒーローやリーダー、能力者に頼り切る社会に明日はない。