売れる写真(雑記)

写真集を出す人が知り合いにポツポツいます。
どれも素晴らしい写真。


 しかし、売れ行きはさっぱりだそうだ。何故か、この世に写真が溢れている。みんなが携帯にカメラ機能が付き、デジカメがここまで普及したら昔はプロの特権だったものがだんだん侵されていくわけですね。
 特にデジカメはフィルムと違って制限がない。デジカメの性能も高くなっている。あとは運しだいでどうにもなりそうだ。
 webで写真素材が溢れている。お金を払ってまで欲しい写真とはなんだろうか?今日はそこを考えてみた。


1.ポルノ
 女の裸は万国共通で需要がある。普遍的である昔は『宝探し』と称して公園に捨てられていたエロ本を探していたわけだが、そんな宝も今は大暴落。げっぷが出てウンザリするぐらいインターネットにいくらでも落ちている。此処までポルノが安くなったら、リアルの女性方々にとってもあんまりいい影響はないでしょう。


 中には、エロを通り過ぎて神の域にある裸体の写真がある。ヌードは写真は美である。僕のコレクションとしてサンタフェは持っていよう。

2.報道写真
 1枚当たりの単価が一番高そうな写真。これで食っていく専門カメラマンこれからも無くならないでしょう。職人技であるが博打商売。しかし、報道写真家は倫理観を蝕む。ピューリッツァー賞を取った受賞者が自殺することは有名。


3.絶景、海外の写真
 これは、報道写真に近い。しかしありきたりの写真はもう通用しない。昔ほど世界は珍しくない。旅人がありとあらゆる場所を撮っている。旅するごとに思うのが、やっぱり肉眼で見た感動には程遠いと感じるのだ。
 そうなると、子供の写真など感性に訴えるようにするか、多くの

しかし、資源は無限にある。世界は無限に広がっている。あとは感性と切り口と視点。そして自分である。自分の旅の視点を売るしかないと思う


4.日常写真
 これは、偶然の写真を執念で撮る。一番簡潔であるが、一番難しい。これで食べて行ける写真家は本当の凄腕である。



 


全てに言えるとこと。それは被写体にドラマがある
展示にするならやっぱりドラマチック