小さいころのアニメを見直そう
今でもイメージに残っているアニメってなんだろう?
やっぱり強く影響を与えたのはラピュタである。僕は小学生1、2年だったが、父親に映画館で劇場版のラピュタを観たのが印象的だった。映画館で観るロボット兵の迫力があまりにも怖すぎて父親に泣きついたのを少し覚えている。
今考えると、それがトリガーだったのかもしれない、旅が好きになったのは。
で、今日の話は、『天空の城ラピュタ』ではなく最近リマスター処理された『不思議の海のナディア』である。NHKなのに挑戦的なアニメでしたね。
ラピュタ的だなぁと思ったら、後日談であり。ラピュタの企画書が基で創られたものだ。つまり宮崎駿がNHKに売った企画だが、先にラピュタが映像化されてしまい、その後にその企画書がラピュタ放映後に回った来た「こんなラピュタのパクリ創れるか!!」って感じで、好き放題作ったらしい。岡田斗司夫が「NHK出禁になることを確信した」と言うのだから、これがどれだけ暴走して創られていたか忍ばれる。
今考えたら、何処のあたりがジュール・ベルヌの海底2万海里なの?最後は暴走して宇宙行っちゃうし、今考えたら笑っちゃうよね。お兄さんがサイボーグ化なんて、確かに笑える。構図がラピュタに似たものが多い。泳ぎは必ず平泳ぎです。
今、新たに見直すとジブリとは違うテイストの以下の3点である。
異国への憧れ
アトランティスとアフリカを連呼しているが、何故か宇宙まで飛んで行った。しかし、これが冒険活劇であることは間違いない。伝説の島編を作ったのはこの作品
女の子
宮崎駿の女の子像とは違う、新しいスタイル。黒人のヒロインは実は後にも先にもこの作品だけである。