今回の旅カメラ

zex2013-04-21

写真家にとってカメラは銃と一緒だ。あらゆる場面で使いたいと思った時に、的確な選択をして、狙いを定めて打て(撮る)なくてはならない。今回の旅はかつてないぐらい数のカメラを用意するわけだが、その瞬間に使い分けて使用しなくていはならない。


中二病全開だが、カメラには名前を付けている。その方が愛着がつく。大切な相棒だ。

右から

horizon parfectの”スプートニク

ロシアのカメラだからスプートニク。大好きな小説”スプートニクの恋人”から拝借
一番付き合いの長いカメラ。もうかれこれ7年以上になる。いつもの旅の相棒。スライドする目は世界ごっそり撮ってくれる強力なパノラマカメラ。

今回は昼間の風景写真中心に担当。
その空間の全体図を表現する時に使用する。

LC-A+の”アーティス”

 昔のファンタジー小説であった幻の精霊都市の名前
一番の新入りカメラ。はっきり言ってまだ現像にも出していないのでどんな味に仕上がるのか不明。しかし、今回の旅の撮影のエース。中心的役割
高価なリバーサルフィルムを奮発して込める。
東南アジア圏独特の緑の濃さをこのカメラで撮るつもり。


SONY DSC-RX100の”ナイトシェード”

 ”夜影”コンパクトなデジタルスチルカメラでありながら一眼レフ並みの性能。なんでもこなせるカメラ。本来はこのカメラ一つで十分なのだが、今回は支援に回る。
 今回は高感度フィルムを持っていかない代わりに、夜と室内を担当。F1.8のレンズと画像処理の圧倒的な描写力が、夜の真実を映す。